| 2002年11月21日(木) |
今日は、一般質問締切日 |
来週から、平成14年第4回定例会が始まる。定例会では、まず各会派(3名以上の議員で構成されたもののみ)が質問をし、これに区長が答える代表質問(一会派60分だったと思う)と、担当理事者(部長や科長)に聞く一般質問(所属議員一人につき7分)がある。私は自由党、一人なので、代表質問はできない。一般質問も10分間のみ。これには、答弁もふくまれるので、質問時間は、7分程度となってしまう。議員になりたてのころは、10分では何もできない、と悩んだものだが、3年もやってみると、10分でも本会議で発言することが改革になることを痛感した。一般質問でも、代表質問でも、事前に質問通告といって、こんな質問をしますよ、と概要(せいぜい2〜3行)を議長あてに提出する。すると、経営管理部の担当課長から、”質問原稿まだか、まだか”の催促の電話がはいり出す。作家の締め切り日に編集者が追い掛け回す、あれと似たようなものだ。10分だからノー原稿でしゃべらせてくれればいいのだが、”適切な答弁”のため、そうはいかないらしい。結果、本会議での質問は、原稿全文が事前に役人にわたり、答弁も、前日までに出来上がって、それを、議場で”朗読”しているのである。たまには、質問通告にないことを聞く猛者もいるが、10分では、そんな芸当もできない。まあ、一般質問は、本で言えば目次か、あらすじ、宣戦布告のようなもので、この質問の後、予算、決算委員会や、実際の現場で正していく、というのが私のやり方になってきた。実際、”この件は、次回の一般質問でおうかがいしますから”と問題を提起しただけで、改善されるケースは多い。さてさて、今回の”宣戦布告”は、どこの部署にしようかな…
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