いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2002年11月28日(木) 第4回定例会一般質問〜ここまで言ってよかったか性教育編

今日は、区議会第4回定例会。一般質問の日だ。私は、一人会派(所属議員が一人)なので、10分しかできない。これには答弁時間も含まれているので、質問するのは7分程度。今回は、いきすぎた性教育とジェンダーフリー教育と、区職員の29分早退職場集会について質問した。性教育については、大田区立小学校教員が行ったであろう小学校低学年向け性教育について、また、男女混合名簿の実施、おひな祭りや、端午の節句の禁止、男らしいなまえ、おんならしい名前はダメ。など勘違いしたジェンダーフリー教育の実態にも迫ったが、”適切に指導していく”との、つまらん答弁だった。男らしさ、女らしさは、動物学的性差であり、そのことを否定することは、異常なフェミズムとしか思えないし、結果として、我が国古来の伝統文化までをも否定することになり、きわめて危険である。男女平等とは、人として本質的に同じ権利、義務を有することであり、その性差を否定することでは絶対にない。次に質問したのは、11月19日に行われた大田区職員労働組合の、退庁時間29分前職場決起大会についてだ。これは、人事委員会勧告反、各職場の民間委託反対などを訴え、区役所玄関前でおこなわれたものだが、29分が問題である。職員給与条例などによると、30分を超える早退、超過勤務などは1時間とし、30分未満はゼロとすることになている。つまり、29分の早退は給与カットの対象とならないのだ。なんとも、ずるがしこいやりかたである。この質問には共産党の議席から”当然の権利だ!”とのヤジが飛んだが、あきれてしまう。経営管理部長の答弁は”その時間許可を受けないで職場にいなかったものは17名である”とだけで終ってしまった。時計をみると、まだ2分ある。よし”議長、自席で再質問!”と叫んだ。登壇すると時間がなくなるので、自分の議席から再質問におよんだ。”それでは、許可を受けていなかったものは”と聞くと、なんと”794名である”との答えが返ってきた。その全員が、職場決起大会に参加していたとは思わないが、聞いたことしか答えない、お役人の”隠蔽体質”には、いまさら感心する。今年度、勤務時間中に組合活動をするであろう時間は、大田区全体で、約17000時間、大田区職員の平均時給は3551円なので、これで計算すると、6000万円近い税金が、組合活動のため支出されていることになる。これもきっと、”当然の権利”なのだろう。まったく、区民をなめんなよ〜


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