いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2002年11月30日(土) しまった、昼休み寝過ごしちまった。予備自衛官訓練

今日から2日間、犬伏は、予備2等空曹(旧軍の軍曹)として、府中基地に勤務している。昨晩は、経営しているお店に出勤して、帰宅は深夜3時。少し仮眠して自家用車で府中基地に出頭した。午前の訓練を終わり、自分のベット(基地内の外来宿舎)でウトウトしたら、不覚にも熟睡してしまった。13時をすぎ、訓練(体力訓練)に出てこないのを不審におもった担当官により起こされた。あちゃ、やっちまった。議会で役人に”税金で食べてて寝るな!”と恫喝しておいて、この失態。反省!午後一番は、雨天のため、屋内での卓球大会となった。予備自衛官8名と、現職2名でチームを組み、トーナメントである。若かれしころ、スポーツ万能を自負していたので、優勝を目指して頑張ってしまった。心は20歳、体は中年。右足を卓球台に強打し、ビッコになってしまった。予備自衛官の訓練は、体力訓練、武器訓練、防衛教養、野外訓練、特技訓練などにわかれて実施される。しかし、普通科(歩兵)が主の陸上自衛隊と違って、航空自衛隊は、各人が特技と呼ばれる専門を持っている。私の特技は”電子計算機整備”である。防空をコントロールしているBADGE(半自動航空警戒管制組織)の整備を勉強してきた。ところが、それは、20年以上も以前のシステムであり、現在のものは、まったくわからない。ところが、それでも、その特技訓練をしなければならない。受け入れ部隊の苦悩がわかる。この際、航空自衛隊の予備自衛官は特技を廃止して、基地防空や、警備などの有事の際の後方支援に特化して訓練するべきだと思う。制度として、陸上自衛隊を模倣して作られたのだが、制度創設15年をすぎ、見直しが必要である。


 < 過去  INDEX  未来 >


いぬぶし秀一 [MAIL] [HOMEPAGE]
 
↑今日の日記は気に入りましたか?
My追加