| 2002年12月05日(木) |
街のウワサ〜次期区長候補者 |
来年の統一地方選挙は、4月20日告示、4月27日投票で決定された。区議船はもちろんだが、区長選挙も同時に行われる。現区長は、すでに4期。次に当選すると5期20年も区長の座にあることになる。18歳で入庁して以来大田区役所に勤務されているから、行政には実に詳しい。いきおい、トップダウンが増え、昇任を望む管理職は、区長の方を向き、区民の方から顔がそれてしまうとの声が聞こえる。区役所の役人と話していると、親指を立て”うちのボスが…”と言われることがよくある。つまり、その問題は区長がどう思うか、との意味だ。このようにトップが優秀だと、なかなか権限の委譲が難しく、ワンマン経営になる恐れがあるのは、企業も同じだ。さて、そこで、現職の去就が注目されているが、まだ態度を明らかにされていない。共産党は、現職女性都議を候補に考えているらしい。自民党の区議でも、区長候補を一時ではあるが公言していた方が複数いる。さらには、中選挙区最後の選挙に20歳台で当選した元衆議院議員も、出方をうかがっているらしい。現職は圧倒的な知名度と組織力を誇っているが、横浜市の例もあり、おもしろい選挙になりそうだ。まあ、保守系の票が候補者が多く割れて、共産党が漁夫の利をさらうことだけはやめていただきたいが…
|