| 2002年12月14日(土) |
黄金伝説(テレビ朝日)が、ゴミ屋敷解決! |
今日は、いよいよ、区内のゴミ屋敷をテレビ朝日の”黄金伝説”という番組が、解決してくれる。先月の委員会に、なんとかしてほしい、との陳情が出され、議会でも採択された。しかし、行政(大田区)が強制撤去するには、条例に基づき、環境美化審議会を立ち上げ、その答申を待って、強制代執行になる。テレビ局は、直接交渉して、費用も負担して、撤去の同意を取り付けた。現場には、テレビ局のスタッフ、警備員、そして、大田区の部長、課長以下10名以上の区職員(不測の事態に備えてとの説明あり…)、警察より交通課長および私服2名、地元の議員さん2名、連合町会長と、大変な人数が集まった。現場では、私服の警察官が”これでばあさん、警察の言うことを聞かなくなるぞ”と、私に聞こえよがしにつぶやく。いかにも”余計なことしやがって”といいたげだ。しかし、さすが、この二人の上司であろう制服の交通課長はにこやかで如才がなかった。大田区の部長は”行政の立場”と、”今までの努力が水の泡”を、テレビにも私にも力説しておられた。そして、連合町会長(このゴミ周辺にお住まいではない)も、”行政の立場”を訴えておられた。ところが、このゴミ屋敷のお隣りに住む、女性の方からは”行政は遅い。これでいいのだ。おかげで、きれいな正月が迎えられる”と、喜んでいただいた。つまり、行政側には、極めて”不愉快”な行動が、周辺の区民にとっては”福音”なのだ。確かにテレビ側にも、”絵”にするための演出があることも拒めない。しかし、それにしても、結果オーライでいいじゃないか。この、役所の理論と、区民の思いの溝を埋めるのが議員の努めだと思っている。嗚呼、また、役人に嫌われちゃったな。でも、このお屋敷の住人の、おばあちゃんとは、益々仲良くなってしまった。来週は、おはぎを持ってお訪ねすることになった。再発防止に協力しましょ!余計なお世話かもしれないけれど…
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