| 2002年12月18日(水) |
まいったな!ゴミおばさんテレビ収録顛末記 |
区内のゴミ屋敷を、先週の土曜日にテレビ朝日の番組が撤去した。そこまでは、よかった。(但し、区の筋書きを台無しにした、と、区幹部からは,お役所の理論でブーイングだったが…)ところが、昨日、ゴミおばさんから、テレビ局にクレームがあったらしい。曰く”大切なものまで捨てられた”というのだ。そして、地元警察にも訴えているらしい、とのこと。騒動の原因を作った者としては、見過ごせない。さっそく、地元の和菓子屋さんで、だんごを買って、かの元ゴミ屋敷に向かった。以前に比べれば格段にキレイになった敷地には、またまた新しいゴミが増えていた。おばさんの姿はない。うろうろしていると、ご近所の方が、”近所の郵便局で預金している”と、教えてくれた。さっそく、郵便局に出かけると、なにやら札束を預金している姿があった。きっと、ゴミの下にでもかくしてあったものを、預金にきたのだろう。車で、かの家まで戻り、詳しく話しを聞いた。彼女の言い分によると、大切なものは捨てない、との約束をテレビ局が破った、というのだ。なくなったものは、高い人形、電子レンジ、ワイン、日本酒、お米、つぼ、などだそうだ。興奮しているので、話すたびに、物が変わってくる。当日、現場にいたが、多分、この”大切なもの”はウソだと思う。しかし、この問題を解決しないと、家の中のゴミも処分させる、との約束はなし、だという。いやはや、そうきたか。このおばさん、結構計算高いな〜寒さに凍えて、だんごを食べながら、妥協案を話していると、大田区の幹部がとおりかかった。きっと、”そら見たことか”と思っているんだろうな。いやいや、大丈夫。46年間、どれくらい修羅場をくぐってきたことか。うまいこと解決してみせましょう!
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