いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2002年12月26日(木) 区議会文教委員会にて、生徒は軽傷と答弁〜言葉はこわい

昨日、区議会文教委員会(私は委員ではない)が開催され、区内中学校の暴力事件について、教育委員会指導室長が説明したという。共産党議員の”傷の程度はどうか”との質問に、指導室長は”軽傷であり、登校を指導している”と答えている。なに!頭蓋骨骨折、脳内出血の疑いあり、眼科、脳外科、整形外科に受診したリンチが、”軽傷”とは、恐るべし、教育現場の”常識”。そういえば、昨日の保護者説明会でも、学校長は”2週間以上の傷害”と表現していた。少しでも事件を小さなものにしたいのだろうか。文句をつけに指導室長に面談を求めると”休暇”だそうです。もうすぐ冬休み。子供が逮捕され、テレビに放映されるのに、休暇とは、リッパ!いや、自己の危機管理に優れていると、言うべきか。このように、議会での役人の答弁は、色めがねできかねば、本質が見えてこない。恐るべし、隠蔽体質。ことなかれ主義。
大袈裟に言えば、大化の改新以来、我が国では、役人だけが情報をもち、”民”は、”お上”に従う、という構図があたりまえだった。これからは、変えていかんとね。ついでながら言っちゃうと、荒れた学校で、生徒が教員に従わない。そりゃそうだろうて。教員が模範を見せているのだから。入学式、卒業式には、学校長の指示に従わず国歌たる”君が代”を歌わない。大田区支給の名札をつけるという規則には、”管理強化はんた〜い”それで、子供に規則を守れ、は通じない。まあ、今回の学校では、そんなことはないと思うけれど…隗より始めよ!


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