| 2002年12月28日(土) |
地域活動と、マンション族〜火の用心 |
今週は、年末防犯、防火パトロールをどこの町会でも実施している。町会により、方法は色々だが、だいたいは、昔ながらに、提灯をもち、拍子木で”火の用心!”とやる。さすがに”マッチ一本〜”は、時代遅れだからやらない。寒空のもと、”拍子木の音が聞こえると安心する”と、わざわざ出てくるお年よりもいる。差し入れを下さる商店主もいる。ところが、うさん臭い目で、通り過ぎる若者もいる。我関せずとばかり、目前で、くわえタバコを捨てる者もいる。パトロール終了後の反省会では”新しいマンションが、町会に入ってくれない”という意見が出た。たしかに、寝に返るだけなら、町会は関係ないかもしれない。しかし、防犯灯の交換、公園の清掃、防犯パトロール、交通安全運動など、地域で少なからず生活するには、町会とかかわっているのだ。無関心は許されない。そして、多分、このような人々は、区議会選挙なんかいかない。子供が学校に入学すると、PTA役員を選ぶ日だけは、絶対学校にいかない。そのくせ、運動会では、朝一番に登校。人の迷惑顧みず、ビデオ撮影に、絶叫での応援… いや、それでいいんでしょう。自由ですから。民主主義はかくして、”無責任勝手主義”と変わりつつある。
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