| 2003年01月22日(水) |
公明党 曽雌久義都議会議員逝去 |
昨日、都議会公明党の曽雌久義議員が急死された。56歳という早すぎた旅立ち、ご本人はもちろんのこと、ご家族の無念は察するに余りある。ご冥福をお祈りしたい。お通夜は、1月27日19時から、告別式は28日10時から、いずれも、平和の森会館で行われる。 さて、人の死という、厳粛な事実とは別に、業界(?)では、すでに、次の都議会補欠選挙の話題で持ちきりだ。選挙は、4月13日に都知事選挙と同時に行われる。そして、4月20日には区議会、区長選挙が行われる。候補擁立には各党、各人、様々な思いがあり、複雑なようだ。公明党は当然、候補者を出すだろうが、複数候補から1名だけが選ばれる補欠選挙では、5万票といわれる支持層だけでは厳しいだろう。次の本選挙まで、1議席でガマンせざるを得ないと考えられる。自民はというと、すでに3名の現職議員がおり、これ以上の公認はできないだろうから、公認候補は出せない、と見るのが一般的だ。共産党は2名の都議がすでにいるが、当落関係なく、支持層のために候補を出すだろう。民主には、前回、区議を辞職して出馬落選した候補がいるが、現在は元の職場に復帰しているので微妙か。そして、多くの区議会現職はどうするのか。4月13日の都議選挙に、現職区議会議員が出馬すると、立候補をもって、自動失職する。が、万一、都議に落選しても、すぐ次の区議会選挙には立候補できる。もっと、おもしろい(失礼!)のは、次の区長を狙う新人が、都議会選挙にも出馬し、万一当選したとすると、”都議会議員”の座をキープしたまま、区長選挙にも臨めるのだ。つまり、都議に当選しても、実際に都議になるのは、5月1日から。区長選挙の届出の日(4月20日)には、議員ではないので、区長にも出馬できる、という訳だ。都議会や、区長に色々の選択肢ができ、議論が白熱することは、大いに歓迎すべきだ。わが自由党は…残念ながら不戦敗だろう。
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