| 2003年02月01日(土) |
役人の常識、区民の非常識? |
1月15日の日記に書いたが、旧蒲田保健所跡地400坪が、民間業者に公募で賃貸されることになった。1月16日から、どのような開発をするのか、事業計画を提案させて、1月31日に締め切り、選定委員会において、賃貸業者を決定する、というものだ。しかし、議会への説明の翌日から公募して、2週間後が締め切りとは、おかしい、短すぎる、と書いた。昨日は、いよいよ提案の締め切りだった。担当の役人に状況を確認したところ、”HPに書かれたこともあって、5社の応募がありました”とのこと。5社の社名を明らかにするよう求めると、決定したら、その1社だけは公表するが、残りの業者は、落選したことで信用に傷がつくといけない(そんなことないでしょう)ので発表しない、と。おいおい、本気で言っているのかな。応募してきた業者がどこか、最後まで発表しません。選定委員会の委員は、役所で人選しましたが、誰だかは、業者決定までは秘密です。選定委員会の議事録は、業者決定後も公開しません。なんじゃい、すべてが闇のなか。本当に5社応募があったのかもわからない。本当に議論して決定したのかもわからない。区民へのアカウンタビリテイ(説明責任)はどこにいってしまった。担当者曰く”我々は、公明正大にやっています”そうでしょう、そうでしょう。今までは、すべてを、お役人が決定して、そのとおりでよかった。でもね、それは、民間から見ると、とっても変に見えるんですよ!いつも叫んでるように、この感覚の違いを埋めないとダメだな。区有地は、お役人のものではなく、区民のもの。区役所は、区民から区政の信託を受けているだけ。情報公開こそ、信頼の第一歩。お役人や、決定予定の業者さんからの反論を期待します。
|