| 2003年02月02日(日) |
マンションの改修工事説明会に住民7割以上参加 |
私が賃貸しているマンションの大規模改修工事が始まることになり、近隣の区施設を借用して住民説明会が開催された。会場に用意されたイスは満席。住民の7割以上が参加をされ、その関心の高さを感じた。自らが住む家が、どのように変化するのか、その工事過程はどうなっているのか、知りたい、と思うのは当然である。工事業者や、管理組合理事長の挨拶にも、”この工事の発注者は、皆さん一人一人です”とあった。名言である。国、都、区の行政についても同様である。国政も、都政も、区政も、実は、自分の住まいや、暮らしがどうなるかを決める場である。マンションの修繕工事には、住民代表の管理組合理事会が検討をするだろうし、政治は、有権者から選挙された議員があたる。その構造もまったく同じである。ところが、一般の有権者の政治への関心は、とても低い。一億総評論家よろしく、”政治が3流だ、政治が悪い!”と、文句はいうが、その悪い政治を選んだのが、自分自身であることを忘れてしまっているのではないだろうか。区議会の投票率は40%台である。60%の区民が、大田区という”自分の家”の問題を他人任せにしてしまっているのだ。駅前で、区政の問題点をビラにしても、受け取る人はごくわずか。いままでの政治のスタイルにも問題があるのかもしれない。それは、訴える側も謙虚に反省しなければなるまい。しかし、満席のマンション説明会会場を見て、とても、うらやましかった…
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