昨日、リビングに布団を敷いてそのままぐちゃぐちゃで寝たけど、 朝起きて、昨日のことを思い出したらそのまま泣き崩れていて。
やっとの思いでパジャマのまま、もう冷たくなったチェリーに寄り添っていたら、 ドサっという音が背後でしたと思ったら、 兄ちゃんが呆然と立ち尽くしていた。
朝から声を上げて泣いて、自分の拳を床に叩きつけていた。 看取れなかったから・・・
9時か10時頃、お父さんが動物病院に電話して、火葬してくれるところに連絡してた。 お別れは明日に決まった。 そこのペットメモリアルの業者さんがこれからドライアイスを持ってくるらしい。 ドライアイスを持ってくる=腐敗するから。 「チェリーはまだそこにいるのに、そんなの全然なってないのに、変わってないのに」 でも現実は現実で。 私はその電話のやり取りを、どこか他人事のように聞いていたような気がする。
この日の私は、まるで阿呆になったみたいにチェリーの傍にいた。 ずっと話し掛けて。 以前と同じように床に寝て。 絵夢やmemoriesをずっとかけて。
食事が受け付けられなくて、朝・昼と口にしたのは砂糖を溶かしたホットミルクだけ。 体は飢餓を訴えているのに、頭が全く欲しなかった。 何かを食べようと動く気もしなかった。 今思えば、チェリーと同じものを飲んで何かを共有したかったのかもしれない。
ずっと虚ろだった・・・
夜、兄ちゃんが連絡してくれたらしく、大ちゃんが仕事帰りに来てくれた。 その手には白い花束とパンを持って。 それを見たとき、私は堪らず口を抑えて泣いた。 大ちゃんの気持ちが嬉しかったのと、現実を目の前にして。
大ちゃんが言うには今奥さんが里帰りしていて、久し振りにチェリーを連れて ドライブに行こうと思っていた矢先だったらしい。 2年前の秋、チェリーは大ちゃんのおかげで初めて海に触れられた。 私たちもチェリーに海を見せることができたし、チェリーもすごく楽しかったらしく、 車を見ると自分から乗りたがるようになった。 幕張をみんなで歩いて、パンや牛丼買って公園で食べて。 みんなにとってあの1日は掛け替えのない宝物となった・・・ それに大ちゃんもチェリーのおかげで、営業のときに色々助かったことがあるらしい。
そんな話をチェリーを囲みながらみんなでポツポツと話していた。 沈黙にもなった。
最後、大ちゃんが帰るときに 「チェリーは私の妹だったの。最後に私を呼んだの。さみしいよ。悲しいよ・・・!」 と言ってまるで幼児みたいに泣いた。 大ちゃんは黙ってうんうんと、優しく聞いてくれた。 悲しさは消えなかったけど、受け止められたから多分よかったんだ。
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