回を追って難しくなっていくところを、先生は丁寧に教えてくれます。必ず時間の前半に、初回の基本から重要な点を復習してくれるので、忘れかけた人でも、なんとかついて行けるようです。 今日は石の生き死にの初歩。二眼ができる直前の形について、自分と相手がどこに打つとどうなるかを色々な例で解説してくれます。 それを踏まえての練習。今日の相手は同じくらいの棋力の人で、お互いに考え込んで打つので、盤面がなかなか進みません。皆の後ろを回りながらアドバイスをくれる常務に、「まだ打ってみなくちゃわからないんだから、ぱっぱっと打つ!」と言われる始末です。確かに、私の場合考えて打ってるつもりでも、いつのまにか周り全部囲まれてるってのが良くあったりして…。そして、私って何てバカなんだ…っと思うのでした。 そしてタイムリーに先生の声が…、「愚形の話をしましょう。愚かなカタチと書いてぐけいです。皆さん気をつけてください」 はい、愚か者にならないように気をつけます。
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