2003年06月22日(日) |
『ボーイングボーイング』 |
絶対お薦め!まだチケット取れるそうなので、お金と時間に余裕のある方は是非ご覧ください。と、一番言いたいことを先に言っておきましょう。 三人のスチュワーデスを相手に、時差恋愛を楽しむベルナール(=赤坂晃)と、田舎から彼を訪ねてきた友人ロベール(=佐藤アツヒロ)、そしてベルナールの家政婦(=須藤理沙)のバランスが絶妙でした。 ベルナールとロベールの再会シーンは、本人テイストが入って微笑ましく、何というか、演じて欲しかった役柄にこうもぴったりくる芝居なんて、そうそうないだろうと思わせてくれます。 アメリカ・フランス・ドイツ人の三者三様の婚約者たちを相手に、タイムスケジュールから食事の好みの管理まで、ベルナールと家政婦のやり取りがとっても小気味良く、スケジュールの狂った三人が、部屋を入れ替わり立代りする様は、わかっていてもハラハラドキドキします。 必死に誤魔化すために悪戦苦闘する三人(「何で俺までこんなことを!」byロベール)が、最高に楽しいのです。 さすがに過去に何度も舞台に掛けられているだけあって、オチもすっきりとした舞台でした。ちなみに私はあと二回行く予定です(苦笑)
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