翠の日記

2003年11月14日(金) 七五三

 新聞のTV欄を見ていたら、「豪華七五三」なるものを発見しまして、観ていた家族に感想を聞いたら、お色直しまであって結婚式のようだったとか。でも、田舎にしては地味だったとか。
 祖父母にとっては数少ない孫だろうし、とっても想像できますよね(苦笑)

 ところで、今は核家族化・少子化が進んでいるせいか、風習や慣習も昔とはぜんぜん変わってきているんですよね。
 かつて実家が和菓子屋を営んでいて、冠婚葬祭の類に使われるものも扱っていたので、ちょっと感慨に耽ったりします。
 例えば節句で「柏餅30個入れを50折」の注文とか…。これって1箱30個入のナマモノの柏餅を、1家族に1折みやげとして渡すということなんですよね。向こう三軒両隣と親戚・仲人で50軒(50人でなく)の大得意さまなんて、もう今はないんですよね。私の記憶の最小注文は、確か「10個入れ8折」でしたか。いやー時代を物語っていますよね!
 まぁ、「三つ目のぼたもち」(=赤ちゃんと同じ重さ)とか、貰った方も食べるのに困ってしまいますしね(苦笑)

 そしてついでに、昔の我が家の七五三風景が語られまして、従弟が隣に住んでいたので、6歳の私と5歳の従弟、そして3歳の妹を、合わせて自宅でやったそうなんですが、
(なんて省略のしかただ;それとも、やってもらっただけいいのか!?)
「浮かれたお祖父さんが芸者呼んじゃって、わけわかんなくなってたよ」
とは、母の言葉…。
 ぜんぜん記憶にありません(苦笑)たぶん子供は紹介が済んだら、隅の一箇所にまとめられていたものと思われます(笑)
 だいたい、そんな七五三の写真が残っていないという、いい加減な家族なのですからね。


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