翠の日記

2003年12月23日(火) 冷気

 寝床が布団ではなく、ホットカーペットの上と化しているので、さすがに身体に悪いだろうと、1ヶ月ぶりくらいで布団に寝に行ったのですが、何故か顔に冷気を感じるのです。
 確かに障子は(断熱効果を考えると)押し入れや襖よりは寒いだろうけど、こんなに冷たい空気を感じて良いのだろうかと、布団の中から周囲を確認したりして、なかなか寝つけません。(ちなみに枕元・左側が障子で、足元が床の間、右側が襖)
 枕元と左の障子の合わせ目を見ても、ちゃんとしまっているし、霊感などないはずなのに…、と寒さを堪えつつようやく寝たのですが、翌朝起きた時に、もしかしてと思い、頭上のタンスの影になっていた障子の角が、3cmほど開いておりました。
 やっぱり霊感とかじゃなかったんだ、と少しだけ残念に思いながら、その晩はちゃんと閉めて寝たのですが、やっぱり冷気が顔を通っていくんです。
 なぜ…?
 同じ部屋で寝ている妹は、襖側でくかくかと寝ていて、ちょっとムカついたのですが、起こすのも可哀想だと、またがまんして寝に入りました。

 翌朝、雨戸を開けに来た母の言葉がまた、
「妹は紅い顔して寝てるのに、なんで姉は青い顔して寝てるの?」
でして……。

 私が聞きたいよ;
 念のためもう一度タンスの後ろを見てみたら、笑っちゃうことに、閉めた障子と90度の障子が3cm開いていました。
 私もまさか2ヶ所も開いているとは思わなかったんです。昨日母が障子の外の廊下を掃除したとかで、そうなってしまったそうです。さらに、それがちょうど障子の枠と同じ幅だったために、暗い部屋の中では気づきにくかったんですね。
 もちろんだから青い顔で寝てたのかと笑われました;
 
 やっぱり、たんなる冷気だったんだと、残念だったのと、隙間風ほど寒いものはないってことを実感したのでした。


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