友人の手伝いで冬の漫画市(間違ってはいない;)に行ってきました。 ネットで小説を読む機会が増えたせいか、視力が大幅にダウンしてしまったので、最近はネット自体も控えていたんですよ。 その反動がきたのか、長編の小説が読みたくてしかたなくなり、思ったよりも購入していましたね。 図書館で借りられる本ならそんなに漁ったりはしないんですが、市場にはあまり出回らない本ですからね。 ところで、今回は珍しい日程だったので、何の問題もなく行くことができたのですが、友人は銀行関係者なので、翌々日までまだ出勤で落ち着かないと言っておりました。
以前はクリスマス近辺に開かれていたのですが、いつから変わったんだろうと記憶を辿れば、はっきりと走馬灯のごとくその当時が思い出されました。 何故なら、年末になった途端に、私は行くことができなくなったからです。 家業の手伝いをしなければならず、その日家を空けるくらいなら、家出した方がマシという殺気立った空気が漂っているんですよ(怖っ)
で、もっとも家の近い友人と駅で待ち合わせて、友人たちに宛てたお詫びの手紙を託したのでした。 ところが、前夜に仕事で疲れた身体に鞭打ちながら書いたその手紙が、「おまえは円谷幸吉か!」と言われるくらいに大ウケしてしまいまして。
慣れない仕事が辛いとか、行けなくてごめんなさいとか、自分ではせつせつと訴えたような気がするんですが、 私の人生であれほどの笑いを取った事はありません。今後もあるかどうか怪しいでしょう。いや…たぶんない; 今となっては、大変貴重な良い思い出です。
どんな内容だったか興味のある方はこちら ↓ 円谷幸吉の手紙
思うに人は、切羽詰ると本当に頭に浮かんだものをそのまま表現してしまうのでしょうね。 円谷幸吉もきっと家族を思い出し、そこから連鎖して頂いた恩を思い出し…、 本人は、限りなく真剣なんですが、どうしてそれが出てくるのと言いたくなるような手紙ですよね。 そういえば、ドラマ出演の感想を山口智子が語っていた「向田邦子の恋文」もたしかそんな内容だったような…?
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