『緑金書房午睡譚』篠田真由美 地味な高校生が主人公なのですが、もう少しなんとか…一歩足りない話でした。謎を残し過ぎているし、シリーズものにするにしても、もう少しなんとか…∞
『晩夏のプレイボール』あさのあつこ 野球がまつわる話の短編集です。一番好きなのは、プロ野球選手の兄とそんな兄に憧れた弟の話。大人になってから振り返ってる話ですが、兄さんそれはもっと早く言ってほしかったよというエピソードがあって、じたばたします。
『グラウンドの空』あさのあつこ 『晩夏のプレイボール』の中から切り出した話…だと思うけど気のせいかな?ピッチャーのいない野球部と、ピッチャーの才能がありながら学校に行けなくなった中学生の話。野球より少年対少年、大人対少年の心の交流が主な話でした。
『閉ざされて』篠田真由美 うつうつとした主人公の一人称なので、他人にはお勧めできない本でした。 母親(美女)と似てると言われてるのに、なぜこんなにも自分の容姿を醜いと連呼するのか、その理由がわからなかったので、もやもやしながら読んでいましたが、最終章でようやくわかり、そこからはわりとスッキリとした気持ちで読めました。
『SOSの猿』伊坂幸太郎 最後になるまで展開が読めませんでした。この、先の読めない感がクセになるのかしら? キャラは五十嵐さんが好きです。現実に側にいたら嫌いだろうけど、二次元だと好き…そんな人です。…あれ?キャラはみんな良いのにあまり面白くないと思うって??話が好みじゃないってことか?
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