いっしょくんの日記

 へ(* ̄ー ̄)> 
なんとなく 書くんで〜
なんとなく 読んで下さいね。

2002年08月02日(金)  愛犬 3

 「こんにちはー」
 近所のガキ大将の声
 あら 大ちゃんどうしたの?
 「ねぇねぇ この犬 クーちゃん?」
 あっ・・・クーのやつ また脱走したな?
 どう見てもクーだね どうしたの?
 「空き地で遊んでたらね いたんだよ
  ほんとにクーちゃん?」
 うん・・・どう見てもクーだね・・・
 で・・・連れて来てくれたのかぁ
 それはありがたい 助かったよ大ちゃん!!
 (実は大ちゃんが鎖をはずしたかと疑っていました・・・ごめん!!)
 それにしても・・・泥団子作ってたんだ
 大きくて立派なのができたねぇ
 「すごいでしょ〜 まだ途中だから またね〜」
 うん!どうもありがとうね
 ・・・・で・・・クーちゃんもところどころ
 泥でがびがびなのね・・・まぁ・・・無事でなによりね
 
 昼間そんなことがあった・・・昨夜
 家の中のゲージに入れようと 外を探すと
 真っ暗闇に光る目・・・
 おいでクー・・・そんな所で目を光らせてないで
 ん? 闇に目が慣れると体が白い・・・白い?
 誰じゃ・・・おぬしは?
 ねこでした ほらほらクー 何処にいるの?
 にゃんこがクーの管轄内で威張ってるぞっ!
 ・・・反応なし! あらら・・・また逃げちゃった?
 鎖を手繰るとクーちゃんがついていない!
 先の金具が壊れて緩くなっていた
 これじゃ 仕方がないな・・・
 散歩紐を持って 暗闇の中の黒いクーを探す
 呼びかけるのはちょっとご迷惑かと思い
 口笛で誘い出す・・・

 「・・・そこですよ・・・」
 !!!
 「そこにいますよ」
 えっ? あっ・・・えっと・・どこ?
 誰の声が どこからするのかもわからないまま
 先にクーを探す 
 えーーっと・・・クークー・・・・クークークー
 チャリチャリ・・・鑑札がなった
 もそもそもそ・・・・もそもそ
 「えへへ・・・ここ・・・」
 どきっ!さすがに暗闇から黒い生き物は怖いぞ
 しかも 殆んど足元だし・・・
 っいた!あはは・・・ありがとうござい・・・ま・・・す・・・・
 いいながら 声の主を探す
 あぁ・・お向かいの・・・
 ここのうちのビーグルも よくクーに会いにくる

 クーは人気者で顔が広い 脱走しても
 「確かお宅の・・・・」と連れてきていただく事が殆んど
 いつの間にこんなにお知りあいを作ったのかしらと思うくらい
 ありがたいことだね・・・・みなさんに感謝しようね
 
 なんだか妙に湿っぽいクー どこでなにをしていたんだか・・・
 くりくりの目で 嬉しそうに私を見つめて
 「えへへ・・・」と そればかり・・・
 まぁ・・・悪いのは鎖だから 許してあげる
 そんなに遠くまでいかなかったしね!
 一日に2度も・・・ちょっと得したね クー

 金具・・・買い替えなくちゃ



       クーの思い



     僕は何かに縛られて生きる

     束縛される

     それは命の保証 

     自由を求めて

     解放されたら

     素敵な世界が広がった

     数メートルの自由だった


     もし自由になれたら・・・僕は

     何処まで歩けるのかな

     誰と出逢うのかな

     何を見て 何を感じて

     ・・・どうやって息絶えるのかな


     ねぇ・・誰か
     
     僕に自由をくれないかな

     大丈夫・・・

     僕はもう一人で生きられるから 


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