クーちゃんのお話もシリーズ化してしまったみたいです だって・・・クーちゃんたら かわいすぎるからよね
ここ一週間ばかり 突然吠え付いて クーらしくもなく それが長い時間続きます 何に吠えているのかはわかっているけれど やっぱりクーには許せない存在なんでしょうね・・・
真っ黒でまだ子供のクロネコ・・・ おしゃれに真っ赤な首輪ときているから むちゃくちゃにかわいいのです 魔女の宅急便のジジ・・・・・そのもの どこかに魔女が越してきたのかな?
実はうちの前の路地をまっすぐに行った所の猫様なのですが クーをからかいにきている・・・らしいです いや・・・そうに違いない・・・ 退屈な毎日だから ちょっと犬でも鳴かせてこようと そんな気持ちじゃないかしら・・・ ええっ?違うかしら・・・ そうじゃなかったら・・・ 真っ黒に赤い首輪・・・カラーは同じなのに 声が違うのはどうして?って・・・様子を見に来ている? あと考えられるとしたら・・・ クーちゃんを好きになってしまって 毎日会わずにいられなくなってしまった? ・・・どれかなぁ
クーのつないである長ーーい鎖が伸びきって その先1メートルのところで横になってたりするの・・・ やっぱり・・・からかってる? それとも一番魅力的に決めてるの? わからないなぁ・・・猫の気持ち・・・ そのあいだずーっと クーは吠え続けて 「どういうつもりだよっ」 って怒っているのですよ 今朝も 同じようにクーが吠えているから あ・・・ジジだなって窓からのぞいたら クーの視線は木の上なのです 今朝は 鳩に吠えてるのか・・・ と 木の上を見ると ・・・ジジだわよ・・・(勝手に呼んでいる) 「ちょっと見てよ あいつさ 木に登っちゃってるんだよ なんだよ どうなってるんだよ あいつってなんなんだよ」 私の顔を見ては 猫に吠えるクーは そんなこと言っているようでした
ジジさんも絶対に触られないようにしています 磁石の極が同じになったように いつも距離を保って 私を見ています ねぇねぇ 少しだけ仲良くならない? 「やだな」 即答されそうです うううっ・・・いいこいいこしたいのに・・・
でもね 毎日来てくれるっていうことは ここに関心があるっていうことだから 嫌われてはいないっていうことですよね っていうことにして・・・・
・・・・いつか私と遊んでね むふっ
黒猫
暗い暗い真夜中に
闇を吸い込んで生まれてきた
瞳は月のように輝いて
体はしなやかに流れる
長い尻尾の先にまで
自分の魅力を意識して
見つめる者の
視線をもてあそぶ
美しく妖艶な姿
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