いっしょくんの日記

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2005年12月26日(月)  鳥肉

 グルメで名高い兄から
 鹿児島から鳥肉を取り寄せたと電話がありました
 「お前さ 鳥肉食わないか
  すげー美味い肉でさ 手に入らないんだぜ
  鳥刺しもあるんだけど 
  食うなら持ってくよ
  お袋にも電話したら
  いらねぇって言いやがった」
 『・・まぁ・・・ね  
  鳥インフルエンザで
  鳥肉を怖がる時代だしね』
 「お前 バカ言っちゃいけないよ
  そんじょそこらの鳥肉とは
  訳がちがうんだぜっ」
 『まぁ 家は鳥肉使うから 
  あっても困らないけど』
 「よしっ じゃあ持ってく」
 
 何も鳥肉を鹿児島から取り寄せなくても
 美味しくて安全なものが
 歩いて3分のスーパーで手に入るんですけどね
 そこまですすめるのには訳があるんでしょうと思い
 食べてみることにしました
 忙しくて留守がちなので
 実家に届けるように頼んでおいたら
 せっかくだからと 母も進められて食べたそうです

 父は食糧難の子供のころ
 庭に飼っていた でっかい名古屋コウチンを
 兄弟でさばくよう母親に言われ
 かなり悲惨な経験をしてから
 鳥肉は一切駄目になっています

 母は兄に感化される人なので
 「あなた鳥刺しって食べたことある?
  美味しいわよ 思ったより」 
 あぁ・・・すっかりマインドコントロールされてるわ
 見た目に鳥刺しは生の鳥肉そのもので
 おなかを壊すからもう一度焼きなおそう状態です
 皮は焦げ目がついていて
 それはそれでいいのですが
 やはり口に入れて噛んでみると
 鳥臭さがじゅわっと口いっぱいに広がりました
 『んーーーーーー』
 噛めない・・・味がする
 『初めて食べた 珍しいね
  思ったより・・生だったよ・・・』
 難しいコメントしか言えないでいると
 上の娘が
 「うわっ! 鳥臭っ!」
 ストレートに言っちゃいました
 兄がその場にいなかったからよかったものの
 まったくその通りです

 加熱用にももらったのですが
 夜 白菜と鳥肉のコンソメスープにしようと
 もらった肉を一切れ掴むと
 『・・・・エッ・・・・』
 骨付きとは聞いていましたが
 ・・・と 裏に返すとそこは あばら・・・
 (ガラスープ用か?)
 まったく初めての部位に 途方に暮れた私です
 ぶったぎってある肉なので
 骨はささくれ立っていて
 煮込むと崩れそうで煮込めない?
 ぐつぐつ煮立った鍋を前に
 あばら肉を掴んだまま 本当に困ってしまいました 

 あぁ・・・・兄貴よ
 君はこの肉のどこに惹かれたのか・・・ 
 妹に教えてくれたまえ
   


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