いっしょくんの日記

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なんとなく 書くんで〜
なんとなく 読んで下さいね。

2006年09月09日(土)  ベル


 母と一回り下の妹
 私の叔母ですが
 叔母の娘
 私の従妹ですが 
 来月結婚式を挙げます
 今日は日が良いという事で
 一足早く お祝いを届けに行ってきました

 従妹は準備に忙しく
 不在でしたが
 久しぶりに叔父と叔母の顔を見ることができました
 
 叔母の家には犬がいます 雑種なのですが
 この犬は 10年前に 
 私が知り合いから譲ってもらい
 犬を飼いたがっていた 
 叔母にお願いした犬なのです
 
 名前は 「ベル」
 なんとこのベルは 
 猛烈に吠える番犬なのです
 誰かが来ると居なくなるまで思い切り吠えます
 ですから 母などは「犬がうるさくて嫌」
 と 叔母に文句を言います
 娘たちも傍によることもできません

 しかし・・・・
 私だけには絶対に吠えないのです
 娘が私の後ろに隠れて
 私の手の上から手を乗せても
 私の後ろを覗き込むように吠えています
 私がびっくりするからちょっと離れてて
 と 娘には諦めてもらいます
 私だけになると
 ゴロンと裏返って「お好きなように」と
 心を許してくれたりして

 これはどうしたことなのでしょうか
 どちらかといったら
 ベルが小さな時に
 愛するお母さんからベルを引き離した
 憎き人間・・・・だと思うのですがね
 もしかしたら お母さんとの記憶が
 私に抱かれて連れてこられるときに
 混ざってしまったのかもしれないですね
 いつ行っても 時間をおいて行っても
 ベルは私だけには仲良くしてくれます
 犬好きといったら 父や娘のほうが
 私よりも好き好き大好きなのにな・・・

 仲良くなりたいのに吠えられる娘
 叔母が「一緒に散歩に行けば仲良くなれるかも」
 と 提案
 叔母は『母たちと話をしていて』 と
 外で手を振ったとたんに
 ベルは反対方向の叔母に向って
 私を引っ張る引っ張る・・・
 『おばさーーーん 私じゃ嫌みたいよーーーー』
 「じゃあ次の角までね」
 次の角まで来てもらい 
 『じゃぁぐるっとしてくるね』
 「ベルちゃんよかったね いってらっしゃい」
 私がドサクサで走り出しちゃえと思い切り引いたとたんに
 (おげぇーー)っとまたもや思い切り
 向きを変えて叔母のほうへ・・・
 ・・・だめだこれじゃ
 結局叔母についてきてもらい
 叔母の傍を離れないベルの紐を持つという
 大役を娘がさせてもらい
 仲良しになって並んで帰ることができました
 娘は満足で家に戻り
 小走りで玄関に向います
 『あ・・・叔母さん もしかして
  玄関に入ったら ベルちゃん吠えるような気がする』
 と 叔母に言うか言わないかの内に
 (わわわわわわわわわわわんわんわんわんわんわんわんわん)
 ・・・・・やっぱり
 『・・・ねっ?』
 あわてて叔母が駆け寄り
 責任重大なリードを投げるように叔母に手渡した娘
 さんざんお説教をされて
 しょげ返るベル・・・

 おりこうさんなのよね
 自分の領地を必死で守っているだけなのですものね
 老体にはきつい暑い中 突然お散歩に連れまわさせて
 はぁはぁなベルちゃん
 何だかけな気な性格だなって思いました   


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