いっしょくんの日記

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2007年01月31日(水)  共有

 Yさんの欝はますますひどくなり
 食事もままならなくなっています
 飲み込みが悪いのは
 年齢のせいか 欝のせいか
 クリニックの先生もはっきりとした答えは出せないようです
 
 Yさんの食事は
 ひどい鬱が始まってからミキサー食になり
 全てがとろとろとしたものになっています
 高齢ということもあり
 スプーンですくった時点で
 半分は流れ落ち 口に入れるときには
 全て胸に流れ落ちてしまっています
 それでもスプーンを口に入れるのですが
 口に入れてから 唇で抑えてスプーンを引き出すまでに
 かなりの時間がかかってしまいます
 まったくもって食事という感じではありません

 何とかならないものかと 思いついたのが
 ゛とろみ゛をつけること
 今 介護食は色々いいものが出ていて
 温かい物でも冷たい物でも
 その粉を入れることでトロッとするという優れものです
 粉の量で硬さは自由なので
 牛乳などはネクター状 ジュースはゼリー状
 おもゆはマヨネーズ状と食品に合わせて
 硬さを変えています

 ミキサー食のおもゆは 思っている以上にゆるく
 マヨネーズ状になるまでに 
 かなりの粉を入れることになります
 それでもYさんの食事の自立のために
 こだわりを持って必要な硬さにしていきます
 それによってYさんはゆっくりスプーンですくって
 口に持って行き 口にスプーンを入れたまま
 しばらく止まったままでいても
 ちゃんと食事が口から入ることになります
 これをヘルパーに徹底させるために
 気がつく限り一人一人に頼み込んでいたのですが
 一月半たった今 食事摂取方法を問題に取り上げ
 介護棟に移っていただくようかと囁かれるようにもなり
 初めて徹底しましょうという声があがりました
 それまでは ○○さん(私)はそういうけれど
 なかなか手がなくて・・
 と 徹底されていなかったことなのです
 介護棟の若手主任が
 「何でも手を煩わせたら介護棟というのではなくて
  Yさんは25年住み続けた場所であることをふまえて
  できることはやって見て どうしても手の打ちようがなかったら
  もう一度考えてみるという方がいいと思いますが」
 と 私の方法を推奨する援護をしてくれました
 その意見にナースも同感だと主張
 胸のつかえがおりたような思いがしました

 環境を変えずに介護を続けることは
 とても大変なことだと感じますが
 ここが私の頑張りどころだと思い
 Yさんの意思を伝えていかなくてはと思うのです


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