Yさんはひどいときを脱したように思います 目と目を合わせて会話をし 落ち着いて言葉のやり取りができているからです ひどく鬱が出ると 目が合わず 人の話しは聞き入れないのです そんなYさんと 毎日向き合うのですが 間を挟んで1時間 相変わらずKさんの部屋へ行っています Yさんがひどいときには Yさんを優先させた主任が Kさんには行かないでいいです なんて 勝手に決めてしまいましたから しわ寄せがいってしまいました KさんとYさんは年が同じです Yさんは飲み込みが悪く 身体は自立しているのですが 食事が取りにくく手がかかります Kさんは車椅子生活です オムツをしていますが 食は問題なく飲み込みもよくできます どちらも同じ子供の数 似通ったところがあります そして どちらも精神的に問題があります 体の衰えを感じて 1つずつできなくなることや 忘れてしまうことを確認しながら 生活しているようなものですから 有料ホームの優雅さは イメージ通りではないようです
お二人とも ここまで延命されるとは 正直思いませんでした 寿命というものはわからないですね あまり長いお付き合いになると お別れが辛くなるでしょうね 1日1日を大切にしてあげたいです
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