あまおと、あまあし
あまおと、あまあし
 読了/綺羅の棺etc 2002年08月29日(木)


エロいと思うシチュエーション。
男の人どうしのタバコのもらい火。
もらうほうがちょっと首傾げてたりすれば尚。

って(笑)
何処が読了の感想かと突っ込まれそうですが、読み始めていきなりヒットくらったんだからしょうがないのです。
ほんの2行程度の描写を、頭の中で1ページ超に変換する女でございます。
マレー鉄道も序盤の蛍見物シーンでやられましたし(薄笑)
あー。先生方、読者サービス旺盛にやって下さいますよねー(違)
って、肝心のストーリーの方も読んでますよ。普通に。
……多分。


もう一冊、ノベルスで見つけた「盤上の敵」も読了。
こちらはストーリーのインパクト強くて、読後引きずりました。
かなり賛否両論あった作品であることは、イロイロな媒体で知っておりました。
確かに、以前のシリーズのような優しさだけを求めて読んだ人は、傷ついたかも。
私は……やっぱり北村先生の作品だな、という感想。
通底する視線は、円紫さんシリーズの頃から揺らいではいないですよね。
うつくしい世界を愛し、それを守ろうとする者は、キタナイモノを知らないままではいられないのです。
その覚悟が美しいのだと、そういう事なのでしょうと。




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 著者 : 和禾  Home : 雨渡宮  図案 : maybe