あまおと、あまあし
あまおと、あまあし
 落葉松の稜線は燃え 2002年11月24日(日)

 / しらじらと凍りし空を雁の飛びゆく

 ◇  ◇  ◇

進みません。
進みませんったら進みません。
………(涙)

 ◇  ◇  ◇

林檎を頂く。新米を頂く。日本画を頂く。
こういう仕事先が連続して続くと、怖くなる。
塞翁の故事ではないが、次は嫌な客にあたるんじゃないかって(苦笑)
自分のやるべき事を、ただやるだけ。
──であるのは変わらないのだけれど、今の私にとって精一杯の事であっても、貴方を満足させるには至らないかもしれない。
そんな不安。

いや、そもそもこの道で一生を終えようという気持ちがないのに、
出来上がった物が本当に精一杯の代物であるのか、という問い。

椅子に腰掛けたままで、高みに手は届かない。


 ◇  ◇  ◇



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 著者 : 和禾  Home : 雨渡宮  図案 : maybe