デコラのひとりごと。
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2006年04月20日(木) |
陣痛=4月18日のこと。1 |
4月18日(火) 痛みで眠れなかったので、ダラダラとテレビを観ながら起きていた。 姉も一緒に起きていてくれて、痛みのたびに腰をさすってくれた。 実は数日前に大喧嘩して口もきいてなかったのだけど、陣痛を機にいつのまにか仲直り。 姉ちゃん、あん時はごめんよ。姉妹ってありがたい。血の繋がりってすごい。愛です。
深夜1時。 痛みの間隔が3分おきになる。これはもういい加減、入院でしょう! 母は心配しすぎて疲れきっていたため先に眠ってもらっていたので 起こさないように置手紙を残して、姉とふたりで病院に向かう。 内診の結果、ようやく入院が決まった。 陣痛室で、赤ちゃんの心音と陣痛の強さをはかる機械をつける。 隣の分娩室では他の誰かがお産をしていて、ものすごい呻き声が聞こえていた。 「あ〜、あ〜、痛いよ〜、痛いよ〜」 ・・そ、そんなに痛いんですか?思わず訊ねてしまいたくなるような。 うう。今でも結構痛いのに、もっともっと痛くなるんですね(涙) 不安と恐怖と痛みを抱えて硬いベッドにうずくまる私。 しばらくすると看護師さんが来て、病室へ移動することに。 待合のソファには、いつのまにかお母さんが来て座っていた。 私たちが出かけたすぐ後に気がついてタクシーを飛ばしてきたらしい。 朝まで姉が付き添うと言ってくれたけど、病室は狭い二人部屋だと聞いて なんとなく気が引けて帰ってもらった。姉ちゃん明日も仕事だしね。 3分おきにやってくる痛みの波とひとり戦いつつ、朝を迎える。
朝になると、なんと3分おきの痛みが5分おきに戻っていた。 しかも子宮は開いていない。 うっそー!あんなに痛かったのに!頑張ったのに!耐えたのに! 微弱陣痛と診断されて、陣痛促進剤を投与することになり再び陣痛室へ移動。 隣りの分娩室には、また新しい妊婦さんが入っていて、 なんとそれは私の小中学校一緒の友達だった。 予定日が1日違いで検診でもよく会ってたけど、 まさかお互い予定日遅れて同じ日に出産とは。 昨夜の妊婦さんと同じく友達の痛そうな声を聞きながら、自分もまた痛みに耐える。 その時、友達が痛みのあまり叫んだ言葉。 「まだですかぁ〜っ!!??」は後々笑い話となったけど(笑) ホントにそう。わかるぅ〜。そう叫びたくもなるよねってことで。 彼女の出産も無事に終わり、縁あって赤ちゃんの産声も聞くことができたのですが その時、私が思ったことは他のなにでもなく、「いいなぁ〜。終わって・・・」 それが正直な感想でした。
decora
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