デコラのひとりごと。
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産後は分娩台にしばらく寝かされてて 赤ちゃんを胸に抱いたり、ダンナや母や姉に囲まれ 夢みたいな時間をふわふわと過ごしていたのだけど。 私の場合、微弱陣痛だったこともあって産後の子宮の戻りが遅くて 出血が多かったらしく貧血気味。 いざ病室へ戻ろうとしたら、立てなくて自分でもびっくりした。 キャスター付のベッドで病室までガラガラと移動させられ、 「うわぁ初体験ですぅ」とかアホな発言したり。 もっとびっくりしたのが、お腹すいてるのにご飯が食べられなかったこと。 箸を持つのもしんどくて、食べ物を口に入れて噛む、 ということすらしんどくてできない。 仕方なく点滴で栄養補給。 普段、当たり前にできてることができないのって結構ショック。 ・・・健康って大切ですね。
さて。 出産というものを甘くみていた私。 痛みには強いほうだと自負していたし 耐えられない痛みなんてあるもんか、とか思っていた。 しかも、出産の体験談とか聞いたり読んだりしてても 「2日かかって産んだ」という話よりも 「2時間で産まれた」という話に、 勝手に「私はこっちのタイプだ」とか思っていたのだ。 (言うまでもなく、フタを開けたら前者のタイプだったわけですが) いやはや。ごめんなさい。 出産は大変でした。想像以上のものでした。痛かったです(涙) そして、意外に思ったこと。 出産って、いきみに入ってからが一番きついのかなぁって思ってたんだけど (大きいものを出すわけだから) 私がきつかったのは、そこに至るまでの陣痛の時間であって いきんで赤ちゃんを出すまでっていうのは、「え?もう出たの?」 と、あっけないくらいのもんでした。 もちろん、出産というのは人それぞれ違うものだし 痛みの感じ方も多少は違うもんなんだろうから、 これを読んだ人が必要以上に出産を恐がることはないと思います。
私自身、あんなに痛かったくせに産後の今もうすでにその痛みを忘れようとしています。 陣痛の最中には「もう二度と子供なんか産むもんか!」と本気で思ったけれど きっと、そんなことすっかり忘れて2人目を作っちゃうんだと思います。 そして、陣痛がきたときに激しく後悔して、終わったらまた忘れちゃうんだと思います。 みんな、そういうもんなんだろな。 女ってすごい。女って素敵!
以上、デコラの出産の記録。でした!
decora
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