台所のすみっちょ...風子

 

 

油断。 - 2005年06月25日(土)

旦那と結婚したての頃の話である。

私は当時、デザイナーとしてバリバリ働いていた。

ハードな仕事であったため、家事との両立で疲れていたのだろう。

良くイビキをかいた。

自慢じゃないが、私のイビキはそんじょそこらの女のそれとはわけが違う。

妹と一緒に暮らしていた時、私のイビキで2階の住人が起きた、

というぐらいの大音量なのだ。

だから、当然、旦那は眠れない。

私がイビキをかくたび、枕を動かしてみたり、体を揺すってみたり、

止めるために大変だったという。

もちろん、今はイビキはかかない。無職の私に疲れる理由がない。


現在、午前3時半である。

さっき、換気扇の下でタバコを吸っていたら、

「へ〜〜くしょん!!」とデカイくしゃみをしてしまった。

ちょぴっと飲んで帰り、ぐっすり寝ていたはずの旦那が、

何かに驚いたように大きな寝返りを打った。


私と一緒に暮らすのに、油断は禁物である。


おしまい。



...




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