たそがれまで
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2002年12月31日(火) よい明日を・・・



突然私の前から居なくなった友人との
想い出を綴ろうと思い、用意したスペースでした。

でも書こうと思えば思うほど、
失った彼女の存在の大きさが身に染みて
書いては消し、消しては書くの繰り返し。

そんな頃、ある女性の日記に出逢いました。
看護士のお仕事をされているその人の日記は
私の胸の奥底に響いてきて
封印していた筈の気持ちが、押し寄せました。

それが「母のこと」でありました。
無我夢中で書きました。

あの日記に出逢わなければ、
言葉として残ることが無かった母への想い。
書いて良かった。書けて良かった。

そしてその言葉を通じて、たくさんの方に出逢わせて頂きました。

同じ境遇でお母様を見送った方、
看護をして下さる立場の方、
いつか向き合う「死」に、恐怖や不安を感じている方、
読んで頂いてありがとう。
出逢って下さってありがとう。

この縁は偶然なんかではないと思います。
本当に本当にありがとう。



今年ももう終わりです。
でも私達には明日が来ます。
どんなに泣いていたって、
ふてくされていたって、
明日は平等にやってくる。

その明日を笑顔で迎えたい。
あなたにも笑顔で迎えてほしい。

どうぞよい年を
よい明日をお迎え下さい。





平成14年12月31日  東風


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