たそがれまで
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2003年03月31日(月) 桜の想い出 2




今朝起きて、ケイタイをチェックすると
悪友からのメールが届いていた。

私達と見たサクラは、良い思い出ではないんかい?

一言だけのメール。
結構、グサっときた。
そうだよそうだよ、忘れていたよ。
楽しいサクラも沢山見たね。

悪友達と一緒に仕事をしていた頃、
職場の近くに立派なサクラの木があって
少し長めの昼休みを取って、皆で出かけたりしていたんだ。
持参した弁当を食べるヤツ、
ポット持ち込みでカップラーメンを食べるヤツ、
横でバーベキューしていた家族連れから、
お肉を差し入れてもらった事もある。
5年続いた勤務内花見、お腹を抱えて笑い転げたね。


いつの間にか楽しかった事は忘れてた。
悲しい事ばかり自分の中でクローズアップされて、
笑い転げたことは、すっかり忘れてた。

辛い時もいつも笑いがあったよね。
無理をすることもなく、とても自然に笑えたよね。
そんな小さな笑いが、私を支えてくれてたんだよね。

あなた達と過ごした時間は、プライベート的には一番きつい時期だったけど
一番大笑いできた時間でもあったんだ。
何に媚びることもなく、何も気遣うこともなく、
体中の力を抜いてつき合えた悪友達。

思い出させてくれて、ありがとう。
本当に、良い思い出のサクラだったよ。

花が終わらないうちに、早く遊びにおいで。
また、楽しい花見が出来るよね。

サクラは散ってしまっても、
他にもたくさん花はあるんだよね。






東風 |MAILHomePage

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