たそがれまで
DiaryINDEXpastwill


2003年04月05日(土) 美肌の秘訣




先日テレビを見ていたら、
久し振りに見た美人女優が、美肌の秘訣を語っていた。

夜は仰向けで大の字になって寝ると良いそうな。
心をリラックスさせれば、顔に力が入らなくて
皺が出来にくいんだそうで。

つまり、いつもしかめっ面をしてたら
それが皺になるってことね。


う〜ん、確かに・・・。
昔の私は、いつもきつい顔だと云われてた。
本人にその自覚は無いのだけれど
無意識で身体中に力が入っていたんだろう。

あの頃より少し太ったことも関係してか、
久し振りに逢う人達から、顔が優しくなったと言われる機会が増えた気がする。
先日も久し振りに逢った姉から、そう言われたばかり。



昔、と云っても5年前くらいか
母の介護と、子育てと、仕事に奮闘してた頃
1ヶ月後の、半年後の、1年後の自分の生活が想像できなかった。
「明日が見えない」正に、そんな状態だった。


だけど漠然と思っていたのは、今と同じ毎日では嫌だということ。
嫌だと云うよりも、同じ生活をしているのが怖かったんだろう。
いつ終わるかわからないその状況に、いつも張りつめて過ごしていた。
気がつけば私の眉間には、クッキリと皺が・・・。


今の私にも、1ヶ月後の、半年後の、1年後の生活は想像できない。
でもあの頃と違うのは、今と同じであって欲しいと
心から願える自分がいるのだ。
家族4人が笑って暮らせていればそれでいい。

お金や名声はあっても困りはしないけれど、
そんな物が幸せの形じゃない。
誰一人欠けることなく、静かに日々が流れてくれれば
それでいい。


そんな私の顔は、少しは皺が減ったのか。
力を入れなくていい分だけ、緩んだ気がする。
皺が減ってたるんだのなら、それはそれで大問題であるけれど・・(笑)


人相は生活を映す鏡みたいなもののようだ。
力を入れずに生きていきたい。
自然体で生きていきたい。
それが美肌の秘訣なら、尚のことそう思う。




東風 |MAILHomePage

My追加