2002年08月28日(水)  ヘレンさん それはホントに あんまりだ



素朴な疑問。

『桃太郎』の冒頭部分で、

「おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に」

という描写がありますが、
「芝刈り」って芝生の長さを切りそろえてきれいに見せることのはずです。
なんでおじいさんは、山にそんなことしに行くんですか?
う〜ん、ナゾ。

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今日もヘレン先生はお休みでした。
昨日と同じ代理の先生が今日も来ていました。

まったく夏休み明けの子どもじゃないんだから、
休み癖がつくのもほどほどにして欲しいものです。


ヘレン先生がいようがいまいが、
子どもたちに「お絵描き」をさせているだけなので、
なんの支障もないんですが、


「おいヘレン! 大事な鍵を
 日本語の教室で使う全てのモノが入ったロッカーの鍵を、
 持って帰ったまま休むのだけはやめてくれ」



色鉛筆もハサミもノリも鉛筆も全てそのロッカーに入っているので、
「エセ日本語お絵描き教室」商売上がったりですよ。

ものすごく不揃いでどうしようもない色鉛筆と、
歯がガタガタになったおもちゃみたいなハサミを
あちこちからかき集めて来て使っているのですが、
そうでなくても、代理の先生のお蔭で野生化ている子どもたちが、
少しでもいい道具を手に入れようと、つかみ合いの喧嘩を始めるので、
始末に負えません。


すっかり野生の本能を取り戻しつかみ合う子どもの間に割って入りながら、

「あの、子どもを野放しにしているだけの先生は、
 今日のこの代理の仕事でいったいいくらもらってるんだろうか」

「それにひきかえ、無給で私はいったい何をしているのか」

と、冷静になっていく自分を必死で抑えました。
カネのことを考え出したら、この仕事、できません。


どんな社会でも、資格・経験のない人間は本当に無力です。
押しも押されもせぬ技術を身につけねば、
と、より一層強く感じた、ちっぽけなたまり27歳の初春。


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昨日、母親から小包が届きました。

中身は、大学院入学に必要な私の卒業大学の書類と、
出汁の素、頼んでおいた化粧品でした。

ほとんどの化粧品はこっちで調達しているのですが、
ファンデーションだけは、日本でずっと愛用していた、
クリームファンデーションを使いたかったので、
2箱送ってもらったわけですが、


母さん、小包送ってくれて本当に感謝しています。
でも、小箱に入ってるからって、
ビン入りのものを何にも包まず送っちゃいけません。しかも海外に。
あと、証明書の類がしわくちゃです。厚紙とか入れてくださいよ。(泣)



なぜか、証明書が入った封筒2通は濡れ防止のためか、
ビニールに入っていたんですが、
それにしては、ビニールがスーパーで何枚でも取れる
あのペラペラの透明ビニール袋1枚で、
しかも、ただ突っ込んであるだけの状態だったのが、ナゾです。
小包が濡れれば、書類は完全にずぶぬれです。

さらにナゾなのは、
出汁の素の小パックだけがジプロック系の分厚い密閉ビニールに、
厳重に完全包装されていたこと。


ビンが入った箱は何にも包まず、
大事な書類はしわくちゃでペラペラのビニールに突っ込んであって、
出汁の素だけが厳重密閉包装。


母さん、これは何かのメッセージですか?


つづく。


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