2007年06月15日(金)  雨乞いを していた砂漠の 農民か


なんだ晴れた。しかもすっきりと。梅雨入りしたかと思った。今日も洗濯できないと思っていたので、嬉しい。ベランダの花々も喜んでいる、たぶん。


最近、まなティが毎日のようにベランダで水遊びをするので、私はその横でベランダの掃除をしている。デッキブラシやタワシでゴシゴシと。毎日掃除する場所を開拓しながら。なので、必要以上に美しい我が家のベランダ。裸足で歩いても大丈夫。


それにしても、子供って水が好きだ。まなティも前世が砂漠の農民だったんじゃないかと思うほど、水に対する執着はすごい。1日に何度も、ベランダを指差して「チャプチャプ?(水遊びしていい?)」と聞いてくるし、雨の日は大興奮で、全ての水溜りに入らずにはいられない。なので、慌てて長靴を買った。

それだけじゃなく、傘や長靴などの雨具を見るだけで、人が変わる。散歩中に人の家の玄関にある傘はすべて目ざとく見つけ「アイシャ(傘のこと)」と指摘し、子供番組で傘が出てきたら(雨の歌とかこの時期多い)、自分も傘をささずにはいられず、玄関に走って行き傘の入っている戸棚をバンバン叩いて自分の傘を所望し、ひとたび傘を与えると、やれ開け、やれくるくる回せとうるさい。振り回したりして危ないのでしまおうとすると、キーーーッだ。

晴れなのに、長靴を履いて外に出ると言って聞かなかったりもする(その場合は、ドアを開けて外を見せて雨が降ってないことを確認させると諦めてくれる)。


昨日は雨だったので、さすがにベランダ水遊びは中止だったんだが、夕方になってまなティのイヤイヤ病が最高潮に達したので、夕飯の後、ザアザア降りの雨の中散歩することにした。長靴履いて傘さして(と言ってもまだ自分で持てないので、私が先っちょを持って支えてまなティは柄につかまってるだけ)、マンションの前の道を行ったり来たりした。

「アメ!アメ!」と興奮しながら水溜りで激しく足踏みしたり、溝を流れる水を眺めたりしていたら、だんだんおとなしくなってきたので、「家に入ろうか?」と聞いたら珍しく「ウン」と言う。家に帰ってずぶぬれの服を脱いでお風呂に入って、その後もずっといい子だった。オムツもパジャマもすんなり着て、歯磨きだけは少しイヤがったけど、寝るまでいい調子だった。


どうやら、欲求が晴れれば少しはイヤイヤ病が緩和されるようだ。思うに、この時期の子供って、当たり前のようにできることも増えて少し退屈してるんだろう。「イヤイヤ!」と拒否することを覚えたので、早速それを使って生活に変化を与えようとしているのかと。そういうわけで、思い存分体を動かして遊んで、欲求を晴らすことに焦点を当ててみようと思う。


つづく。


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>>「匿名メールフォーム」へのレス

・ああ、そうですそうです!
 よい親で素直に育った子は、
 説教するとすんなり受け止めてくれるみたいです。
 世の中そんな子供ばかりだといいんですけどね〜〜。
 前にも書きましたが、いつの時代も世の大半の人間は歪んでいるので、
 説教する側もされる側も歪んでいたりして、
 まったく効力を持たないことがほとんどですよね。
 私もそのクチなので、よくわかるんです。

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