2007年07月13日(金) おっぱいを 思い存分 吸いたいの
まなティは1歳7ヶ月でまだおっぱいを飲んでいる。食事も3食がっつり食べているので、栄養素としては必要ないのだが、精神安定剤として日に何度か飲んでいるのだ。友達の子供が2歳を目前にして乳首に絆創膏を貼って卒乳したというのを聞いて、うちもそろそろと思い出した。卒乳(または断乳)というのは、きっかけがないとできない。
今朝から私も友達に習って乳首に絆創膏を貼り、まなティが「おっぱい」と言うたびにTシャツをめくってみせた。まなティは案外動揺せずに、「おっぱい、ないねー」と言いながらニヤニヤして諦めてくれるので、もしやこれはすんなりいけるのではと思った。
しかしであるよ、さっき、昼寝前に「おっぱい」と言うので「見る?」と聞いたら、見せる前から「ない」と言う。見せても、絆創膏を貼ったおっぱいを見てニヤニヤしていた。よしっと内心思っていたら、「ジュース、ジュース」と言い出した。寝る前にジュースはよくないので、「昼寝から起きたらあげるよ」と流していた。
それでも「ジュース、ジュース」と言い続ける。そしてときどき「おっぱ…」と言いかけて、「ジュース」と言い直したりする。つまり、「おっぱい、おっぱい」と言う代わりに「ジュース、ジュース」と言っているのだ。本当はおっぱいが欲しいが、ときにはないときもあるのだ、と自分に言い聞かせておっぱいを忘れようとしているのだろう。
そのうち「ジュース、ジュース」と言いながらポロポロと涙を流し始めたので、まなティが不憫で不憫で私もボロボロと泣き出してしまった。ときにおっぱいに吸い付く時間の長い熱の玉のようなまなティを少々鬱陶しく思って、早く卒乳してくれないかな、と思ったりもしたが、卒乳って子供にとってばかりでなく、母親にとってもツライものなのだ、ということを初めて知った。
「おっぱい飲む?」と聞くと、コクリと頷く。絆創膏を1つ取ってあげたときの満面の笑みと「あった」という安心した声を聞いて、さらに涙が溢れてきた。もう1つの絆創膏を指差して、「もういっこ」と言うのでそっちも取ったら、ようやく安心して乳首に吸い付き、まつ毛にたくさん涙のしずくをつけたまますぐに眠ってしまった。おっぱいなんてほとんど吸わずに。
もう、好きなだけ吸うがいい、と思った。いつかやめる日は来るのだから、それまでは好きなだけ、ね。
つづく。
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>>「匿名メールフォーム」へのレス
・いやー、ほんと、一日中イヤイヤ言われ続けると、
わかっていても凹みますよねー。
でも、かわいい寝顔を見れば、すべて許せてしまうんですけどね。
お互い、頑張りましょう!
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