2007年07月23日(月)  理解され 心はそうして 癒えていく


今日まなティが、「バッグ もって あっち いく」と言ったのでたまげた。「ママ とって」とか「まーてぃ のる」とか「おうち かえる」などの2語文はすでに定着しているまなティだが、こんなに長い文を言えるようになったとは。日々急速に成長している。

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人の心が一番必要としているのは、「人に理解してもらう」ことだと最近よく思う。最終的に理解してもらえなくても、相手の「理解しようとする態度」「聞く耳を持つ態度」を見るだけでも心が満たされたりする。

子供の頃から今もなお、自分の頭に血が上る(俗に言うキレるというヤツ)のはどんなときかと考えてみると、共通して言えるのは、どんなに努力しても人に理解してもらえないときだ。特に親。

子供の頃に親に理解してもらえないことを何度も経験すると、親以外の人間に理解してもらえないときもキレたり脱力したりしやすくなると思う。逆に、親に理解してもらって育った人は、社会に出て少々人に理解してもらえなくても「まあ、いいや」と思えたりするのだと思う。

カウンセラーは患者の話を聞くのが仕事だ。患者は助言が欲しいんじゃなくて、自分のことを聞いて理解してくれる(くれようとする)相手が必要なんだ。宗教とか、サンタクロースの役割って、そういうことな気がする。私にとっての相方だ。

親の役割は、子供の理解者になることだろう。子供の気持ちを理解しようとするのと、甘やかすのの境界線が難しいと思うことがあったけど、今ははっきり違いがわかる。甘やかすのは逆に、子供の気持ちを全く理解していない。

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母が近くの土地の一画を借りて、家用の野菜を作っている。もちろんオーガニック。さっき取った新鮮な野菜が毎日我が家にも来るので嬉しい。野菜がウマイ。生とか、さっと炒めて、毎日ワシワシ食べている。トウモロコシなんて、すっごく甘くて生でもいける程。命を食べてるってこういうことだ。


つづく。


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