2008年02月07日(木) すばらしき 恋愛感情 友情に
昨日、まなティと児童館に出かけようと黙々と準備をしていてふと後ろを振り返ったら、まなティが立っていて、悲しげな顔でポツリと「ママ、全然お返事してくれないね」と。うわっ、やっちまった!と思った。私って何かに没頭すると人の話が聞こえなくなるのだ。そういえば、後ろでずっとまなティが私に何か質問してたような。愕然として、「ごめんね、ごめんね」とまなティをギュッと抱きしめてもう一度質問の内容を聞いた。
まなティは一日中マシンガンのように質問してくるので、だんだんと私の中で雑音化(ヒドイ!)している感じだ。気をつけねばいかん、と肝に銘じた出来事だった。
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今日は結婚記念日だ。付き合って6年、一緒に暮らして5年、結婚して4年。チーズケーキを作っておいたので、夜コーヒーとともにささやかなお祝い。
生物学的に言ってヒトの恋愛感情は4年しかもたないというのを聞いたことがある。動物として、子を作って子供が少し成長するのに必要なのが4年という期間なんだと。確かに、私の相方への感情ももはや恋愛感情ではない感じだ。恋愛感情だった期間って、4年なんかよりずっと短かった気がする。
私たち夫婦は、共通の趣味がない。というか2人ともこれといった趣味自体ない。職種も違うし、性格も違う、酒も飲まない。似ているところといえば、お互いに友達が少ないところだ。だから仕事以外はいつも一緒だ。夜は一緒にコーヒーを飲んだり、同じ部屋で別々のパソコンに向かったり、休みの日は大抵、買い物、外食、子供の遊び場、本屋、カフェ、だ。
それでも飽きないし、退屈しないし、話は尽きないし、笑いっぱなしだし、もっとずっと一緒にいられればいいのに、と思う。ときどきまなティも猫のパスカリーナも私たちの仲を嫉妬して、邪魔しに来たりするほどだ。
私たちをつないでいるものは、友情に近いと思う。それもお互いを高め合える友情だ。相手のパーソナリティを尊重しているので、相手の話をよく聞いて、気持ちをくんで、自分の非は認め、自分を変えていける柔軟性を素直に持つことができる。私はこんなに人の忠告に従順になれるのは相方しかいない。
まだまだ発展途上の私たちなので、これからどんな風に成長して、2人で何を築いていくのだろうか、と我ながら楽しみだ。
つづく。
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