written by 田村 MAILHOME
#世界にひとつだけの花
2004年07月03日(土)

とーろけるほどかんじているー、いま2じ25ふーんー


2時25分ではないが、現在23時30分。もうすぐ日が変わる。くそう、そろそろ帰りたい。流石にこの時間まで仕事をしていると、とろけるどころか心が病んでくる。

仕事をしながら気を失ったのは初めてだ。しかも2回。気が付くと意識がなかった。ちなみに「意識がなくなった」にもかかわらず「気付く」と言う表現はおかしいと思う。何でこんな時間まで!悔しいのでネットサーフィンをしてみる。ウェブセンスに引っかかった。早く帰りたい!

と思いつつ、これは日記のネタになるなとも思っていたことは内緒だ。年がら年中ネタを考えてるとか、そんなわけではない。ないってばよ。



ダレてきたので、気分転換に一緒に残っていたI田女史と雑談すると、「物事へのこだわり」に関する話題となった。
私は(偏った)音楽大好き人間なので、マイナーなのしか聞きません、メジャーは嫌いです、音楽ないと死にます、音楽聞かない人は普段一体何しているのか想像すら出来ません、と音楽に対するこだわりを若干ぶつけてみたところ、へぇーと言われたまま会話が途切れてしまった。どうやら、少し引かれてしまったようだ。


これはいけない、話題を変えなければ!
今最もホットで盛り上がれる話題と言えば、先日のM女史の結婚式だ。いい結婚式でしたね、と強引に振ってみる。そういえば式では新郎が「世界でひとつだけの花」を熱唱していましたね。話題が変わっていないじゃないか。


新郎に恨みはないが、実は私はあの歌が控え目に言うとあまり好きではない。少々踏み込んだ表現を取ると苦手。もう少し言ってしまうと嫌い。正直申し上げてしまうと、大嫌いだ。重ねて言うが、新郎に恨みはない。


槙原敬之が作詞、それをスマップが歌うというベタな展開についてはいつものパターンなので何とも思わない。

しいて言えば、ひとりひとりがオンリーワンなど何を今更、そもそもオンリーワンであると言うことは同時にナンバーワンであり続けることを意味するのでは?と思わなくもないが、それは歌詞の揚げ足取りに過ぎないし、他の歌と比較して際立っているわけでもない。私が聞くことはないだろうが、一般的に良い歌であることについては同意ができたであろう。


それが何でここまで気持ち悪く思うようになってしまったのか考えると、どうやら歌を取り巻く周囲の環境に原因があるようだ。

ここぞというシーンでBGMとして使われ、いちいち感動を押し付けてくる。それを感動と希望の押し売りと言うのだ。いい歌だろう→この歌で感動しないわけがない→この歌が嫌いだなんてどうかしている、と、正論で問い詰められているような気持ち悪さと同質のものを感じてしまう。そこには反論の余地などなく、ただただ生暖かい目で見守ざるをえない。

とにかく、歌自体にうんぬんよりも、その歌を取り巻く周囲の環境があまりにアレなのだ。アレ過ぎる。ただでさえその歌さえ使えばすべて許されるような雰囲気が嫌いなのに、一時期はシーンを無視して洗脳するかのごとくそこらじゅうで垂れ流されていた。街中で発狂するかと思った。ありえない。助けてドルバッキー!

かくしてこの歌は、私にとっては嫌がらせに以外の何者でもなくなってしまった。正直、結婚式で歌われた時にはぬっこrうわまてなにをするやめろ。しつこいようだが、本当に恨みはない。


と、少々長くなってしまったが私のあの歌に対する思いを、端的にI田女史に伝えてみる。勿論、先程のように引かれるなんてことがないよう、細心の注意を払いつつ、だ。


田「あの歌、実は嫌いなんですよー」

I「え、私あの歌超好きなんだけど」


ええー。


田「あああ、で、でもですね、好きな人は居ますよあれ、私は聞かないってだけですけど」

I「たむちゃん、ひねくれてるんだよ」


ですよねー。
ひねくれてて(´・ω・`)スメンナサイ
早く帰れ(自分含め)。




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