ミドルエイジのビジネスマン
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2002年11月17日(日) ソーセージとコシヒカリの重み

母の看病に行った日、当初は中学校の同級生たちと初めてゴルフをする予定だった、というとゴルフ狂いの小父さんのように聞こえるが、本当はそうではなくて1〜2年に1度しか行かない「いやいやゴルファー」だ。まあ、スッパリ縁を切る度胸もなくてお義理にやっていると思えばいい。ただのカモともいう。

北朝鮮に行っていた訳ではないが、旧友たちには東京に出た私なんぞほとんど行方不明者と同じだ。たまたまメールを交換するようになった一人の友人から、みんなでゴルフをしているという話を聞きつけ、仲間に入れてもらおうとしたのだ。

気の置けない同級生たち(そこだけ期待していた)とのゴルフには参加できなかったが、打ち上げの宴会に少しだけ顔を出した。そうしたら、参加もしていないのに20本入りのソーセージを箱ごとくれるという。うまい米を送ってやるから住所を書いておけと言われてハイハイと気軽に書いて渡したら、今日コシヒカリが30キロも届いた。

箱ごと持ってけというソーセージや台所に運ぶのに腰を痛めそうだった出荷用の米袋に物理的な重量を上回る重みを感じた。最近涙もろくなっているのかもしれない。次回のゴルフコンペに参加できるならいくら払ってもいいという気持ちになった。みんな、来年も是非呼んでくれ、チョコレートだろうがペナルティだろうが幾らでも払うぞ。


だ、誰だ、2年越しのカモ猟だというのは。


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