ミドルエイジのビジネスマン
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2週間ぶりに畑を見に行ってきた。日暮しも鳴いていて、暑い夏の一日が終わろうとする余韻を楽しんだ。
既にナスは収穫を終わり、最後に小さな残りものを2個取ってきた。良くできた妻が丸ごとぬか漬けにしてくれるという。ずっと以前、ぬか床を作ろうと提案したときには一顧だにされなかったが、最近自分で見つけてきた冷蔵庫に袋ごと入れておくだけのぬか漬けセットは気に入ったらしく、この夏浅くつけたぬか漬けがよく食卓にのぼる。
トマトは前半戦病気にやられたが青い実がいくつかついており、暑くなった天候が味方して、後半戦を戦う時間が残されているかどうかという状況だ。今年は大きな実のなる品種を植えたのに十分堪能できなくて残念だった。
ジャガイモを収穫した畝をそのままにしておいたら、夏草がわがもの顔に生い茂り、畑全体の半分くらいは草ぼうぼうの状態だ。ここまでになると、好きなだけ茂ってくれという気持ちになってしまう。もっとエネルギーのあるときに征伐に出かけることにして、そのまま帰ってきた。
秋にはサツマイモができるはずだ。最愛の妻はジャガイモには大喜びするのに、サツマイモは「いつまでもなくならない」と最近評判が悪い。確かに、年に一度「焼き芋パーティ」をするだけで、あとはあまり省みることがない。どちらかといえば、子供の芋掘りのために作っているようなものだ。
いい加減な畑作りはいい加減のまま夏を終わろうとしている。
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