ミドルエイジのビジネスマン
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昨年に続き、週末に社内研修があった。何回にも分けてやるようで、今回の参加メンバーはわずか22人という、見方によっては贅沢な研修であった。5人チームのメンバーには最大規模の支店を預かる支店長や全社的な立場から戦略を練る立場の人がいて、こんな大物たちと会社の経営方針でも議論させられたら大変だなあと思ったが、自分の属する組織の運営について再検討するということだったので、何とか格好はついた。
最近、全社員に取った社内アンケートのうち、自分の部の集計を見せられてそれを参考にしながら「組織としての問題点」に「気づき」、自分にできる対策を提示するのがテーマである。
アンケート結果を一言で言えば当部の部員は「良い仲間がいて仕事が面白いので、使命感だけを頼りに長時間ボロボロになるまで働いている」のが現状で、「大部長にはそもそもあまり期待もしていない。そこそこ働いているようなので平均くらいには認めてやるが、部員に対しては公平に接してもらいたいし、何よりも公正な評価をしろ」ということらしい。
「公平に接してもらいたい」というのは「俺にばっかりつまらないことでブチブチ文句をたれるな」ということだろうし、「公正な評価をしろ」というのは「俺の給料を上げてボーナスを弾め」という意味に違いない。
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