ディリー?闇鍋アラカルト
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最近血圧計を買った。 それで、腕を上げた状態で計ったり、起きてすぐに計ったり、走った後に計ったりいろいろやってみて遊んでいる。 勿論他の人の血圧も測る。
それで分かったのは、血圧は時刻と状態を一定にすると、結構安定した値が出るとは言うものの、実際にいろいろ遊んでみると、数分の違いで大きな差が出る事もある。 病院で計ると高めの値が出やすいというのは良く知られていて、白衣高血圧という。 医者の前では緊張しやすく、「高い数値が出なければ良いが・・・」などと不安な気持ちでいると、それが血圧に表われて高い数値が出やすいのだ。 3時間も待たされたらいらいらして、これも高い数値の原因になる。 そこで、病院でも基本的には2度血圧を計る事になっているらしい。
僕が計った人で170台の数値が出た人がいた。これは古い基準でも新しい基準でも高血圧と診断される数値だ。 そこで、僕はもう一度計る事を提案した。 「深呼吸するだけでも下がったりするんですよ。イメージ誘導なんかするとさらに効果的ですね。海辺に座って、落ち着いた気持ち・・・・ザザーッと波の音が聞こえる。気持ちがどんどん落ち着いて行く・・・ザザーッ・・・」 で計ってみたら、30くらい一気に下がっちゃいました。 という事は、患者を飯の種にしたい医者は、患者を散々待たせて、計る前に高血圧の怖さを言って脅して、緊張させて、一度だけ計ればかなりの高率で高血圧と診断される数値が出るという事になります。
さて、そんな診断をされても良い事は何もないので、血圧を計る時にはゆったりした気持ちで計りましょう。 2度計りましょう。一度だけしか計らない医者は信用できないかも知れません。 一言医者に言いましょう。「もう一度計って下さい」と。 血圧の薬を渡そうとする医者がいたら、「その薬を飲む事による延命効果についての資料がありましたら見せて下さい」と言いましょう。
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