ディリー?闇鍋アラカルト
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食事指導というのは、「しょっぱいものは控えて下さいね。」などという医者や栄養士によって指導される内容を指している。 そして、それがどのような効果を生むのか?という事をこのサイトのコラムにある「見えない教育」 http://www4.ocn.ne.jp/~inaryou/column/column_frame.htm に書いた事と関連して、書いてみようと思う。 教育の効果というのは、教育する側とされる側の関係によって狙った通りの効果が有るとは限らない。 それは、「勉強しろ」といわれた子供が勉強が出来るようになるか?という事にも共通している。 多くの場合、自分から勉強をする子供にはならない。 嫌々、仕方なく勉強するような子供になる。おとなになり、自分の収入が低いと、勉強しなかったのが理由だと考える傾向に有るようだ。当然、自分に子供が出来ると、「勉強しろ」と言うおとなになりやすい。 そういう教育・指導の有り方は不毛だと考えている。 さて、では、食事指導について考えてみよう。 食事指導は僕自身されるという事はないけれど、見聞した限りでは、「しょっぱいものを控えるように」「卵はコレステロールが沢山含まれてますから良くありません」とか「カロリーの多いものはだめですよ。おいしいものばかり食べないようにして下さいね」というような感じであるように思われる。 さて、これで改善出来るものだろうか? しょっぱいのが好きな人はフラストレーションを起こしそうに思える。 食事指導されても、おいしくなりそうにない。 だから、まずいのを嫌々食べて欲求不満を起こすのが関の山だ。 こっそりとしょっぱいのを食べたり、たまにはステーキの馬鹿食いもしそうだ。 だから、食事指導はおいしく変わるのでなくては、そしてより簡単に経済的に出来るのでなければ意味がない。 つまり、医者の食事指導といっても、それは達成できても欲求不満の起こる可能性が大きく、達成しやすいやり方までは教えられる程料理の腕前も無いので結局無駄/有害になっているのではないか?と思ってしまう。
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