2004年04月15日(木)
イラクで人質にされた3人の日本人のご家族が小泉首相に面会したいという。 その理由は、(1)肉親が日本、イラクなど世界中を混乱させたことへの謝罪 (2)政府が全力で対応していることへの感謝(3)家族の思い−を伝えるため と説明している。 その中には勿論、「自衛隊の撤退」も含まれている。
それに対して、首相は一貫して、面会を拒否している。 何故? 「ご家族達のお気持ちは、充分わかっているし、今お会いしても、人質の安全のためには、 言えない事がたくさんある」という理由。
でも、それは違うでしょう。 確かに、公にしてしまったがために、犯人側に足元を見られて、日本は利用する価値があると 人質の解放が遅れているっていう話もあるから、公に出来ない情報もあるでしょう。 でも、ご家族達は、当事者。 一度は解放されるという情報で喜んで、それからが長かったから、不確かな情報は、ご家族を 苦しめるだけかもしれない。 でも、不確かな情報でも欲しがっていらっしゃったし、今政府がどのように、人質を救出するために 動いているかっていう事を、一番知りたいはず。 外務省が対応しているからいい? ご家族のお話を直接聞き、今政府としては、自衛隊の撤退は出来ないけれど、こういう風に動いて いて、人質の方たちを救出するために、出来る限りの事はしている。って何故、自分の口で ご家族に説明して、励ます事ができないんだろう。 会いたいって言っているのに、会う必要はないって、拒否されているのと同じ事。 人間味の無い人間・・・って、感じるのは私だけだろうか?
ここまで書いたところで、3人の人質の方が、無事に解放されたというニュースが飛び込んできた。 最悪な事態にならないで、怪我もなく、解放されて本当によかった。
でも、新たに2名の日本人が行方不明だという。 この方たちの安否が気遣われる。
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