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ある身の上相談

2004年05月27日(木)


 Y新聞の朝刊に載っている身の上相談。
 定年を迎えた男性からの相談で、奥さんは看護師さんとして、定年までにあと1年ある。
 その男性、定年してから、ゴルフを覚え、今までの仕事を通しての友達以外に、新しい友人も
 増えて、今が一番楽しいと言う。
 これから、夫婦2人生活していくのに困らないほどの蓄えもあるし、自分達のお葬式代も
 ちゃんと貯金してある。
 年金の殆どをゴルフ関係に使い、誘われれば、その友人達(ゴルフ抜きでも)とも旅行をする。
 元来、料理が苦手で、定年を機に少しはしてみようと思っていたが、そちらは奥さん任せ。
 奥さんは、自分が仕事を辞めるまで、ご主人がゴルフをするのは一向に構わないと言っている。
 ・・・が、実の妹さんが遊びに来た時に、そんな男性の様子を見て、ゴルフを少し控えて、
 料理をするべきであり、ゴルフをしない旅行も控えるべきだと怒られた。
 その男性は、妹さんの言うとおり、今の自分の生活を改めるべきか・・・という相談。

 回答曰く
 こういう相談をしてくるという事は、自分の中でも今の生活に疑問をもっているのだろうし、
 何もゴルフや旅行を全て辞めろとは言わないが、これを機会に妹さんの助言に従った方が
 良いという。
 
 その回答を読んで、疑問に思った。
 この男性、今が一番楽しいと書いてある。
 奥さんもご自分が退職するまでの1年、ご主人がゴルフをしたり、友人達と旅行に行ったりする
 生活を続けていいと言っている。
 ならば、それでいいじゃない?
 第3者がとやかく言うことはないだろう。
 奥さんが退職したあと、一緒にゴルフ仲間に加わるも良し、一緒に旅行するも良し、苦手なお料理を
 奥さんが教えてあげるもいいのではないか?

 勿論、奥さんが働いているのだから、彼女が仕事で疲れた時には、お料理だけでなく
 家事を手伝う方がいいに決まっているけれど・・・

 世の中、定年退職した後、自分のやりたい事が見つからずに、愚図愚図している男性よりも
 よっぽどいいと思うのだが。。。


 

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