rokoのNotebook

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選挙運動

2004年07月04日(日)


参院選が公示されてから、10日間が過ぎて、選挙戦は折り返し点を回った。
各候補も都内を駆け回って、遊説している筈なんだけど、私は遊説を一度も
聞いてない。

と思っていたら、読売新聞の地方版に、東京の有力9候補の選挙遊説日程を
集計したものが載っていた。

遊説スポットは、駅前に集中していて、堂々のトップは、新宿駅。
2位も乗降客数の多い池袋駅。
同じく2位なのが、意外な事に八王子駅。
利用者数は少ないけれど、終盤で日程が詰まってくると、遠い場所は行き
づらいので、前半戦でこなしておくそうだ。
同じ理由で、立川駅も上位に食い込んでいる。
「サラリーマンが立ち止まって話を聞いてくれて表につながり易い」という
理由で多いのが新橋駅と錦糸町駅。
「お年寄りの原宿」と言われている巣鴨駅も多い。
聴衆の反応が最高で、拍手あり、握手まで求められ、候補の気分が乗って
くるそうだ。
選挙に感心の高い中小企業関係者が多い蒲田、大井町の両駅も忘れては
いけない。
逆に嫌われているのがお台場と六本木ヒルズ。
お台場は、橋を渡る間は、選挙カーが連呼出来ないから、時間が勿体ない。
六本木ヒルズは、観光客ばかり。
投票率の低い若者の街である渋谷も人気がない。

一票でも多く欲しいだろうから、人が集まる場所で遊説したいというのは
わかる。
でも、9候補全てが遊説する街があるかと思えば、一人も来ないまま選挙日
を迎える街。
一人も来ないに近い街に住んでいると、毎度の事ながら、選挙間近になると
電話攻勢がある。
最近では、酷いところではテープが回っているだけ。
一様に選挙事務所って非通知でかけてくる。
今年は非通知拒否設定がしてあるから、繋がらないけど・・・。
投票率が低いからって遊説にも来なかったら、益々興味がなくなるだろう。
同じ都民でありながら、蔑ろにされた感じで、不公平だなって思う。
あの遊説だって、運転手やウグイス嬢への人件費も含め、選挙費用もかか
っているだろう。

いっその事、皆平等なテレビとラジオの政権放送だけっていうのはダメ?
それだと誰も聞く人がいないか?


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roko [MAIL]

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