経理の心理

2002年12月21日(土) 1人でけっこうウケてました

朝の『ウェークアップ』より。

新潟の条例の名前が本来ならば「雪国はつらつ条例」なのに、誤って「雪国はつらいよ条例」と表示されていたとのこと。

つらいことを条例化してどうする。
雪国のつらさ面をさらにアピールしてどうする。
ネーミングとしてしゃれっ気があってより興味をひいてどうする。

こういううっかりけっこう好きです。

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世間の盛り上がるムードにいつも通り逆らうように、
1日中雨の天気を味方につけるように、家でぐうたらしてました。
なので、1人暮らしの強い暇つぶし「家事」に従事。
今日は裁縫までしてしまったよ。中二以来だよ、参ったね。

で、たまりにたまった新聞の切抜きをちょっとだけ読む。
今年の日本企業の業績はまさに「雇用なき業績回復」「円安による製造業の下支え」ということに象徴されている。
商売自体は全然良くなく、しょうがなく経費のうちの高い部分を占める人件費を削ることで利益は上がるという仕組み。それに、輸出企業に追い風があったから助けられた部分も大きい。
で、内需を拡大しないとあかん、と自民党が騒ぎ立て、じゃあ公共事業がてっとりばやいだろう、という議論へ。
これまで数年そうやって公共事業にも金をつぎこんできたがどうにも景気回復しない。借金だけふえてんじゃなあいのう。
ってんで、ライオンの首相が緊縮財政を去年に引き続き行って、改革を唱えてますね。

小生が首相に最も期待したのは、「大胆かつ慎重に改革を」ということだった。
今でもその言葉自体はロボットのように彼は繰り返している。
でも、やっていることは結局小さくまとまってしまっている。
助かる可能性がある時に手術をしないと、本当に手遅れになると思う。
「痛み」というのはその痛みじゃないのか。
痛み止めの合間に訪れる小さな痛みを繰り返していってそのまま死んでいくのはいやなんですけど。

状況が好転してくれることに運を任せる「丸なげ」。
それは投げすぎだよ。
もう余裕はないということをもうちょっと「慎重に」考えて欲しい。



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