今日は朝から雨、軟弱だと思いつつぐら保育園お休み。ぐらは私に朝から絵本を読んでくれた。私の本棚の文庫本の中から自分が理解可能な本を引っ張り出して(今日は岩合光昭の猫の写真集「海ちゃん」<新潮文庫>)もちろん字は読めないから適当に「にゃんにゃんはぶどうであそんでいます」とか言っている。口調が一応「○○しました」とか馬鹿に丁寧なのが面白いから「おかあさんに絵本よんで〜」と最近私が催促するようになりました。
前の日記に書いていたお受験、けっこう教育熱心なお母さんの間では過熱しているみたいだ。大学時代の友達と電話で話していたときもそういう話題が出た。しかし話を聞けば聞くほどすごい。何件も塾を掛け持ちしてもちろん親は付き添う。お金と子供と親の時間とを注ぎこんで受験に備え準備する。親が働いていて保育園に通わせているとかなり不利とも言われているらしい。その友達のところの息子さんは今5歳、周りがけっこう盛り上がってきたのでいくら親が「公立でいい」と思っていてもついつい引きずられそうになっていくと言っていた。その友達はかなり冷静なタイプなのに・・・である。
実は私は小学校ではなく中学校なのだけど「お受験」経験者である。といっても今から20数年前、塾なんてクラスに一人行ってるか行ってないかという状況、先生に「受けてみるか〜」と言われて受けたというなんとも気楽な時代だった。結果的に運良く受かり(試験もあるが抽選というものがある)中学高校と6年一貫教育で過ごしたわけだが・・・今振り返るといいところもあれば悪いところもあったような気がする。いいところはまずのんびりして雰囲気が良いところ。そりゃ6年一貫だから受験受験で追いまくられない。先生もかなり個性的で魅力的な先生が多かった。ただ、なんとなく生徒は一部の個性派を除いたらけっこうみんなこじんまりとまとまったタイプが多かった気がする。その学校には小学校もあるのだが、同じ環境でのんびりと小中高と過ごせばその環境しか知らないことになるからかもしれない。 まあ、それを「教育環境がいい」とする人もいるだろうから、これは親の考え方に拠るだろうなあ。
ということで私は小学校からのお受験には「否定派」なのでした。もう少し大きくなってから、適性な時期で十分だろう。と思っているんだけど甘いかな?
私の仕事がらみの知り合いで、娘を某国立大学系付属小学校に進学させた人がいる。「すごいね〜お受験だね〜」と話していると、彼にはちょっと違う思惑があった。彼は転勤族、近いうちに地元に戻らなくてはならず子どもも転校することになる。すると国立大学系の付属だと、その転勤先にある国立大学系付属に編入できるらしいですね。知らなかったよ。そのときに「方言」などでいじめが多い(らしい)公立より、のんびりした付属のほうが子どもの負担にならないと判断したらしい。なるほどね〜。
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