AS ‖BAGDAD Cafe‖ 暇喫茶的育児休暇

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日々つれづれ、育児休暇中の日記です。(2002/8-2003/3)
その後ぐら小学4年生、ぐり小学2年生になり
中学受験を視野に入れた勉強の記録

2003年01月09日(木) 親の試練

多分今まで、そしてこれから保育園へ子どもを預けるお母さんが必ずといっていいほど経験してきた、そしてすることだろう「別れ際に子どもが泣く」こと、今日のぐらはかなりひどかった。もともと親が言うのもなんだけれど繊細なところがある子どもなので気にしてその時できるだけのフォローをしているんだけど・・・。朝昨日と同じように送りの時保育園が近づいてくると「ほいくえんいくのさみしい」と表情を曇らせ、そしてぎりぎりまで泣くのを我慢して最後に爆発。私のコートの襟のところをつかんで「さみしいの、ねむい〜おうちかえる」とお友達が迎えに来てくれても今にも泣き出しそうに繰り返すばかり。で、私が立ち上がると大泣き、先生が抱っこしにきてくれても仰け反って泣き叫ぶ。振り返ったりすると余計ぐずぐずするので心を鬼にして振り返らずに玄関を出た。ここまでひどいのは久しぶりだ。

保育園が楽しくないのかと先生と何回か話してみたがいないといないで元気に遊んでいる。そりゃそりの合わない友達もいるみたいだけど、それは集団生活ならよくあること、マイナス面よりプラス面のほうが多いからと割り切っている。

でも、今日気持がかなり沈んだのは、そういうぐらの姿を見て一瞬「うざったいな〜」と思った自分に対してだ。今までぐらがもう少し小さい時なんてそういう場面には自分の心がきゅーっと痛くなることはあってもそんなこと一回も思ったことなかったのに。

ぐらがこうなったのは多分、正月の長期休み明けということもあるけど生活のパターンが変わったからじゃないかとも思う。今年に入ってからぐりが夜9時まで起きているようになったのだ。私個人としてはぐりの保育園に預けるタイムテーブルが整ってきたし、食事をぐりぐら済ませた頃にダンナが帰ってきて、私がぐりとお風呂に入っているときにぐらを一人ぼっちにすることがなくなってよかったと思っているのだけど。ぐらにすると自分が寝るまでぐりが私にくっついているのがやっぱり寂しいのかなあ。ぐらに気遣っているといってもやっぱり意固地な我儘をぐらに言われるとかなり手厳しく叱っている。おまけにぐりは反応がよくでてきて可愛い盛りでついついかまいたくなるし。

ただ嫌がって泣くだけじゃなく、あのすさまじい別れ際の涙は、「自分が愛されてる」という感覚が心もとなくぐらついているからだと思う。それに対して「可哀想だ」と思う私と「こんなにスキンシップしてぐらを優先しているのにそれ以上求めるなんて」と煩わしいと思う私がいる。

こんなことで悩むなんて預け始めだけかなあと思っていたけどまだまだ親の試練は続くと言う感じだなあ。

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