今日は奈良の自分の実家へ。昨日の夜に母が体調を崩したみたいで心配になって行ったのだ。というのは実家に今母は一人だから。父はもう定年を迎えているが異なった仕事を新たにしつつ継続して東京にいる。妹は一人暮らしである。
深夜に妹から電話。もちろんぐりと熟睡していた私は妹の「お父さんの携帯番号教えて」という電話に朦朧としながら携帯の電話帳を見る。妹が携帯をその日に限って落として壊してしまい父の連絡先がわからなかったかららしい。とりあえず父の電話番号を教えて、その後私は母に電話。かなりしんどそうで心配になる。だから常日頃父に実家に帰るようにそれとなく言っているのに。60代の両親が一緒にいないというのは子供にとっても何かと心配なのだ。なのに父は今ひとつ足が地に付いていなくてそういう「最悪の場合の想定」というのがすっぽり抜け落ちている所謂「お気楽」な人。決して人柄は悪くないんだけどどうもそのあたりが子どもながら腹が立つ。続いて父の携帯に電話、まったく出る気配なし。どんどん腹が立ってくる。夜いつも連絡できるようにってあれほど言っているのに。しようがないので留守電にかなり辛辣な罵詈雑言を言い捨てて妹に電話。妹もかなり立腹しているらしくおなじような伝言を残したという。怒りで少し眠気も覚めてふと妹に伝えた父の携帯番号を見ると・・・違った。冷や汗・・・。父の登録のすぐ次の私の友達の電話番号を教えていたことが判明。朝いちに電話して久々の友達に平謝りに謝る。いい友達だから良かったようなものの、知らない人から突然いわれの無い怒りの発言を留守電に入れられたら腹を立てる人もいるだろう。とほほほ。
とりあえず実家へ。母はしんどそうなので賑やかなぐらを連れて帰るのは気がひけたが車の運転の不如意な私は家族ごと移動するしか手はない。結局母の手助けをするつもりがぐりぐらのお世話で手一杯という体たらくである。小さい子供がいるというのはこういう時困るなあ。せめてぐりがおっぱいがいらなくなったらもう少し動けるのに。それでも母は2人の孫の顔を見て和んでくれたみたいで良かった。後半はぐらのパワーに疲れが顔にでていたけど。
夕方になって父が帰ってきた。電話について苦情を言うと、留守電は一つも入ってなかった、母からの朝の電話で事態を初めて知って帰ってきたという。・・・もしかしてまた間違い?番号を確認すると私の携帯にメモリーされている父の番号は彼が会社にいるときに会社から割り当てられたものだった。再び冷や汗。もうそれは会社のほうに返却されているのでまったく知らない人の携帯に私と妹の罵詈雑言が何回も入っていることになる。うううう、お父さんそんなのきちんと言ってくれよ〜。そのいいかげんさが困るんだよ〜。
父も戻ってきたのでとりあえず安心して引き上げる。夜10時、かなり暗い感じの女の子から電話あり。「あの、留守電を入れたのは・・・」気が動転して状況を説明することもせずひたすら謝りたおした。それで不満そうに電話は切れたけど説明したほうが良かったのかな。でももう後の祭り。この場を借りて私と妹の罵声を聞いたその人に本当に心からお詫びしたいです。ごめんなさい。
|